2011年4月27日水曜日

ゲストの紹介

5月28日のコンサートについて

素敵なゲストをお招きしてのジョイントコンサート

ピアニストであり、作曲家であり、歌も歌う、須川光さんを紹介いたします。

震災の翌日、須川さんのコンサートを聴きに行きました。
震災直後でしたので、中止になってもしかたないと思っていたのですが、予定通りに開催して下さいました。会場全体で静かに黙祈してから、コンサートは始まりました。
須川さんのお人柄なのでしょうか?コンサートそのものが長い祈りのような,慈愛に満ちた時間でした。世界3大ピアノの一つ、べヒシュタインの音色もとても柔らかで、須川さんの心と共鳴しているようでした。

コンサート終演後、CDを購入した際にサインを頂き、ご挨拶を致しましたところ、とても気さくに話しかけて下さいました。後日、私の方から連絡させていただき、ご自宅の方に伺いました。そこで私は、厚かましくも、須川さんのオリジナル曲をご本人の伴奏に合わせて歌わせて頂きました。
そして更に図々しく、ジョイントしたい思いを伝えました。すると、すぐにスケジュールを見て日にちを決めて下さいました。

そんな流れの中で、とにかくやってみる事にしました。

今、日本は悲しみの中にも、希望を見つけ生まれ変わろうとしています。
被災地に行く事だけが支援ではないけれど、現場に行けないでいる自分を責めたりして、もどかしい思いがありました。物資を送ったり、義捐金を送ったりしていますが、もっと自分らしい形で出来る事をしようと思い、こんな時だからこそ大好きな歌を歌おうと思いました。」
実際、義理の妹の実家が津波で跡形もなく流されてしまいました。でも家族全員無事だった事を前向きに捉え、一歩を踏み出しています。
勇気を貰っているのは、地震の影響が少なかった私達の方かも知れません。

当日は被災地で支援活動をしている知人から届いた映像を、スライドショーにしてご覧頂きたく思います。

会場の皆様と一緒に歌える曲を用意致しますので、最後は心をひとつにして被災地に歌を届けるつもりで歌いましょう。
また会場では、須川さんや私のCDを販売致しますので、義捐金に当てさせて頂きます。

そして、今後定期的にこのような活動を継続して行けたらと思います。