2013年4月25日木曜日

マンダリン・オリエンタルホテル

映画 「サヨナライツカ」 で舞台となったバンコクの5つ星ホテル

マンダリン・オリエンタルホテル

フロントに入って空気が違いました。


その風格、貫禄、に、自然と歩くスピードがゆっくりになりました。

たまたま私の衣装と、ホテルのインテリアが紫色で、嬉しかったです。

大好きな色に癒されてしまいました。



サヨナライツカ の主演女優・中山美穂が演じる トウコは

ここのスイートルームで暮らしていました。

映画のシーンが蘇ってきてドキドキしました。

ここの階段から上は宿泊者しか行けません。

皇太子夫妻も訪れたことがあるようです。

タイでは像は神聖な生き物として崇められています。

映画 「サヨナライツカ」 に出てくる中華料理店に予約を入れました。

この世にこんなに美味しいスープがあるものかと・・・・

店の雰囲気と、出された食材、店員さんの笑顔、

パーフェクト!!

客人を自然体にしてしまう優しさがありました。

マンダリン・オリエンタルホテルは一泊8万円の高級ホテル。

私が泊まったホテルはすぐ近くのシェラトンホテル。

このホテルも洗練された高級感溢れるホテルだったので

満足しています。

結局、プロモーションビデオの撮影は

チャオプラヤー川を背景に

シェラトンホテルのラウンジがメインとなりました。
全てタイ語で歌いました。

「愛の奇蹟」

2013年4月24日水曜日

チャオプラヤー川

タイはバンコクに行ってきました。

プロモーションビデオの撮影も含め、タイ在住経験のある映画監督さんに 

連れて行って頂きました。

タイ語の話せる日本の映画監督は他にいないのではないでしょうか?

2015年に公開予定のタイを舞台にした映画の監督さんで、

タイがご自身の原点とのことから、感性を育ててくれたタイへの恩返しで

タイを舞台にした映画作りを準備中だそうです。

タイを愛していらっしゃるんだなぁと感じました。

というか、私もタイの魅力にとりつかれてしまいました。
バンコクを流れるチャオプラヤー川はそこに暮らす人々の生活の一部で

不思議な魅力がありました。

川沿いのホテルに宿泊しましたので、交通手段は船でした。

何度も船に乗って移動しました。

気温30度。

でも川を渡る風は優しく、気持ちがいいのです。

チャオプラヤー川の流れも体に心地よく、

何だか全てを委ねてしまいたくなりました。

生きていることを楽しみ

生きてきたことを褒めてあげ、

生かされていることに感謝して

生きていくことに期待していいんだ・・・

チャオプラヤー川

ゆらゆらと、どこまでも、いつまでも。

包みこむような懐の広さを感じさせてくれる川

自分が何人で、何歳で、どんな職業で・・・・

形あるものは全部流してしまいたくなりました。

時間に追われることもなく、

ただ、その時の感情を味わい、永遠に残されるモノを心に刻みたいと。

忙しすぎる日々の中で、ふと、自分を振り返る良いきっかけになりました。

2013年4月22日月曜日

かえうた全国歌合戦

《 かえうた全国歌合戦 ~私の町の特産品をPR~》

8月31日は や さ い の日らしく、

促進販売及び地方が元気になって頂きたいとの趣旨から企画された

今年で第2回目の全国的歌合戦。

最終審査は8月31日に行い、優勝者を決定。

日高市の有志の方々から依頼を受け、

「高麗鍋仲間の歌」をレコーディングしました。
























この歌で街が元気になって欲しいと思い

私自身、楽しんで歌わせていただきました。

今日、初めて聞いていきなりのレコーディングでしたが、

とても歌いやすい旋律で耳から離れません。

セリフもあり、ユニークでなかなかいい歌です。

作詞はもとHNKにお勤めの方で、外見からは想像つかないような歌詞です。

最終審査は8月31日に行い、優勝者を決定とのこと。

それまでにプロモーションビデオも撮影する予定です。



レコーディングスタジオ:ストラマネジメント・デザイン 

2013年4月18日木曜日

披露宴

司会業は責任重大で大変なこともありますが、

結婚披露宴のように幸せな瞬間に立ち会えるとやりがいがあります。 

今日は埼玉県飯能市名栗にある老舗旅館 「大松閣」の

若旦那と若女将の人前式と結婚披露宴の司会を務めました。

私は亡き夫と披露宴をしていないので、

人様の披露宴は盛り上げたいんです。

できれば添い遂げて欲しいと祈らざるを得ない・・・

これまで披露宴の司会は数え切れないくらい勤めてきましたが

こんなに嬉しい司会は初めてです。

新郎・新婦とはそれぞれに以前から知り合いでした。

この二人は結婚するにちがいない!

あの確信はいったいどこから来たのか自分でも不思議なくらい

二人の結婚式がリアルに見えていました。

こうして実際に二人の司会を務める事になって、特別な思いです。

「この二人なら、今後何があっても乗り越えて行ける!」と、確信しました。

参列された方々が愛に溢れていて、

それに応える二人の感謝の思いが、満面の笑みとなり

会場はまるで天国のようでした。

幸せは波及するんですね。

幸せでいっぱいの人はそこにいるだけで、周りをも幸せにするんだと思います。

新婦の言葉も心がこもっていて感動的でした。

「生きてきて、今日が一番幸せです。お母さん、産んでくれて本当にありがとう!」

司会の立場にありながら、思わずこらえきれずに泣いてしまいました。

大切な友人の人生の門出に立ち会うことが出来た喜びは言葉で表せません。

式が終了後、有り難い事に色々な方々からお褒めのお言葉を頂戴しました。

「親しみやすい口調でアットホームな式でした」とか

「声が柔らかくて、気持ちよかったです」とか

「裕子さんに司会を任せて正解だった」とか

「さすがアナウンサーですね!」とか

でも、私自身こんなに力まずに司会をしたのは初めてでした。

司会をしながらこんなに幸せを感じたのも初めての事です。

人の幸せな表情はいいものですね。

二人で「大松閣」を盛り上げて行かれる事でしょう。

ご結婚おめでとう!末永くお幸せに!!



2013年4月9日火曜日

学級通信

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人間はいいなぁ!そう思う時があります。

それは、気持ちの切り替えができるからです。

気持ち次第で、同じ自分でいながら生まれ変わることが出来ます。

今までの自分と分かれて、新しい自分と出逢うことができるのです。

今までの不安・悩み・失敗を忘れて、新しいスタートを着ることができるのです。

だから人間は素晴らしいのです。

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この4月、中3に進級した長男が学校から持ち帰った学級通信に

書かれてあった文の中から抜粋して紹介させて頂きました。

私がいつも講話で伝えている内容とだぶるので、嬉しく思いました。

「他人と出来事は変えられないけれど、捉え方は変えられる」

「最悪」と思って、落ち込むか、

「よくある事、よくある事」と前向きに受け止めるか、

主体は出来事ではなく、自分自身なのだから、

人生は受け止め方次第で如何様にも変えられると実感します。

息子の担任の先生が「人間は切り替えが出来るからいいなぁ」

と表現して下さった。

また「発見を重ねることで、人間は成長していきます」と。

私も人生は「体験と感動」だと思います。

たくさん経験して、たくさんの感動を心に刻んで、それを持ち帰るんだと。

たくさん稼いで、たくさんのモノを所有しても

死ぬ時には、何ひとつ持って帰れない。

この肉体さえ置いていくのだから。

また発見は、実は、初めて知ったことのようで、

思い出しているに過ぎないような気がします。

本当は、全部知っている。

忘れてしまっていたことを思いだしているに過ぎないのだと感じます。

進級して初めての学級通信で、このような内容が記載されていたわけですが、

肝心の生徒達にはどのように響いたのか気になりました。








小中学校入学式

市内の小中学校の入学式に来賓として出席しました。

小学の新一年生たちは、椅子に座ると、両足が床に届かないので、

ブランコのように足をブラブラさせながら、あくびをしたり

周りをキョロキョロ見回したり・・・・

それでもつい最近まで幼稚園児だったことを考えると

走り回ったり、大声を出したりしないで、座っているだけでも

立派だと思いました。

小学一年生ってこんなに小さかったかな?と

そのあどけなさや実際の体のサイズの小ささに思わず笑みがこぼれて

しまいました。

お陰様でずっと口角が上がったままでいられました。

かたや中学校の入学式は、緊張感の中にも落ち着きがあり、

大人の手前という気がしました。

彼らも6年前は小学の入学式だったわけです。

この6年間は実に変化が激しいということ。

それぞれどんな風に成長するのか楽しみです。

今日も着物で出席して参りました。

2013年4月6日土曜日

大学入学式

長女の大学入学式に出席した。

晴れて大学生。

心地よい春の風が、桜の花びらを乗せてキャンパスを吹き抜ける。

長女が手をかざし、舞い落ちる桜の花びらを捕まえた。

眩しい横顔。

スーツ姿が初々しい。

縁があって 生前主人が教鞭を取っていた大学に入学する事になった。

生きていたらきっとあれこれ質問をしたり、案を出したり

一緒に顕微鏡を覗いたり、実験の助手をしたり・・・・

研究室で並ぶ白衣姿の二人を見ながら

私は軽い笑みを浮かべただろう。

何故、今、隣に主人はいないのかな・・・

そんなことを思ってしまった。

主人の分も入学おめでとう!

入学式の帰り、いつも立ち寄る喫茶店に行き、お祝いのケーキを買うと、

マスターが入学祝いにワインをプレゼントして下さった。


























といっても 未成年。

早く一緒にお酒が飲みたいなぁ~。

これからこのキャンパスでどんな出会いがあり、どんな学びがあり

どんな風に成長していくんだろう。

入学してみて驚き、

中学生の頃、同じ吹奏楽部で仲の良かった友人が

同じ薬学部の同じ学科、同じクラスにいて、しかもバイト先が、同じ薬局やさん。

不思議な縁。

いい友人といい恩師に恵まれれば、

大学生活はきっと充実したものとなることだろう。

自然豊かなキャンパス、心も豊かに育って欲しい。

2013年4月3日水曜日

16歳

3月29日、次女が16回目の誕生日を迎えた。

主人の告別式で、彼女は主人への手紙を遺影に向かって読んだ。

「お父さん、叱ってくれてありがとう。

家族の中で私が一番叱られました。

でもその分の思い出があります。

お父さんの娘で良かったです」

泣きじゃくりながら読んで、参列者の涙を誘った場面を忘れない。

あれから3年3ヶ月。

当時中学1年生だった次女も高校2年生。

誕生日にiPhoneを買ってあげた。




















16年前に彼女を出産した事が、まるで夢のように感じられた。

富士山

富士市に住む友人が新築祝いを兼ねて、私のライブを主催してくれた。

新幹線で新富士に到着。

いつも、埼玉県から遥か彼方に見える富士山が、目の前にそびえ立ち、

思わず両手を合わせてしまった。

霊山と呼ばれる理由が分かるような気がする。

























私は富士山の女神と呼ばれる「木花開耶姫」に以前から心惹かれてきた。

今回は余り時間がなく、

木花開耶姫を祀った「富士山本宮浅間大社」の近くを通り過ぎただけだったが、
富士山に向かってずっと「木花開耶姫」の名前を唱えていた。

私は日頃からピアノの上に「木花開耶姫」の絵を置き、

パワーを頂きながら曲を作る。

























私の憧れの女神さま。

木花開耶姫は非常に美しい女神で、その美しさを見初めたニニギノミコトと結ばれるのだが

あらぬ疑いをかけられ、自らの潔白を証明するために火中で無事に出産する。

このように木花開耶姫は美しいだけではなく、

力強く自己表現をする創造のエネルギーを持っている。

そして「最高のパワーは自然体の自分自身から生まれる」 と伝えている。

友人の桂子さんは、私と同じ4児の母であり、私より一年遅れてご主人を亡くされている。

痛みを共有できる大切な友人だ。

知り合ってまだ一年も経っていないのだが、深い所での結びつきを感じ

静岡と埼玉の距離を超えて付き合っている。

彼女が色々と案内してくれた。

音止めの滝、


白糸の滝

工事中で近くまで行けなかったが、パワースポットと呼ばれ、

写真にはよくオーブが映るらしい。


山の中はさすがに桜はまだ咲いていなかったが、

梅の花が美しかった。
























鏡富士と呼ばれる、湖に映る富士山を見たかったのだが、あいにくの曇り。

うっすらと、まるで幻のように富士山が見えた。

次回はお目にかかれるだろうと期待が膨らんだ。

今回の私のライブにお越しくださった方々は全員女性だった。

親子3代で来てくださった方がいて嬉しく思った。

またずっと泣きながら聴いてくださった方がいらっしゃって

後から知ったことなのだが、お母様を亡くしたばかりだったようで

私の歌を自分に照らし合わせて聴いておられたのだろうと、

有り難く思った。

時に悲しみは歌によって癒される。

だからこそ人の悲しみや痛みにそっと寄り添える歌を作っていきたい。

その人の心の中で歌い続けていたい。

ヒット曲を狙って曲作りをしているわけではないので

こんな風に、涙を流して聴いてもらえると

その時点でそれは私の曲ではなく、その人のものになると思う。

とても温かい時間だった。

長女と桜

長女の大学入学式の為にスーツを買ってあげようと二人で出かけた。

例年よりも早く咲いた桜が街中を春色に染め、どこに行っても桜が目に映る。

車で桜並木を通った時、長女はぼそっと言った。

「桜のない国は可愛そうだね。

桜を国花として選んだ日本人の感性は素晴らしいね。」 と。

随分大人びたことを言うようになったものだと、

彼女の横顔を見ていると、更にこんなことをつぶやいた。

「私は満開の桜よりも、散る桜が綺麗だと思う」 と。

儚さの中にも 潔さを感じるとの事。

美しい日本女性として成長した娘の姿を主人にも見せてあげたかったと

ふと そんな風に思った。


大学合格おめでとう。