講師の原田隆史先生のお誘いを受けて、思い切って出かけて良かった。
テーマが「いじめを未然に防ぐ為の家庭・地域での教育」ではあったが、
これが「答え」という結論を出せるものではなく、真剣に考える場になったと思う。
家庭内暴力で親に殺害される子供が、6日に一人の割合でいるという事実、
いじめは学校内の子供達同士だけに限ったことではないのだ。
学校内だけの解決はありえない。
いじめは大きな社会問題。
1時間の講演では語り尽くせないであろう、原田先生の胸の内を聞き出したくて
講演会終了後、お食事を共にさせて頂きながら色々と伺った。
1年半前に原田先生の講演を聴く機会があり、書籍も読ませて頂き、一度直節お会いできたらと思っていた。
以前、原田先生の講演の感想をブログに投稿したのだが、それを読んで下さった原田先生ご自身から、今年になって直節手紙と著書が送られてきた。
一昨年も前のことに対して、とても丁寧な文面で、私の方が驚いてしまった。
今回、実際にお会いして改めて感じたのは「責任感」の強さ。
教育現場だけでなく、世の中に対し、「このままではいけない!」という危機感を持っていらっしゃる。
その為に具体的に行動を起こされ、それが目に見える形で結果に結び付き、更にそれが広がっている。
こうでなくては・・・
人材教育の根本は家庭にある。
特に母親が元気にならなくては、子供は元気になれない。
当たり前なのだが、、、、
母親を元気にするのは?そのパートナーなのだが、離婚率がこれだけ多いとたった一人で抱えなくてはならなくなる。
原田先生の講話を若いお母さんたちに聞かせてあげなくては・・・と思った。
また東京オリンピックに向けて、原田先生のポジションは重要で、
これからますますご躍の場が広がるとのこと。
「力を貸して下さい」と言われ、恐縮してしまったが、
ベクトルが一緒だと確認出来たので、私も私に出来ることで協力出来たらと思った。