2014年3月27日木曜日

オペラコンサートの司会

3月15日、日高市アリーナでオペラのコンサートがあり、主催団体の一つに

高麗郡建郡1300年記念事業委員会があったので

日高市のPRも兼ねて、高句麗の古代衣装姿で司会を務めさせて頂いた。

お色直しを4回

緑⇒オレンジ⇒水色⇒赤

お客様の中には日高市外らこ来れた方々もいらっしゃったので

高句麗の古代装束を初めてご覧になった方々はかなりのインパクトがあったと思う

何より出演のイタリア人バリトン歌手は大喜び!!

着替える度に写真を撮っておられた。

イタリア人は感情表現が豊か。

あるヒーラーさんが2年前、私の前世はイタリアのベローナでオペラ歌手だったことがあるとの

リーディングをして下さったが

なんと、今回のバリトン歌手ヴィクトル・ガルシア・シエラさんは

現在イタリア・ベローナ野外歌劇場の常連歌手。

何だか懐かしく感じた。

日高市から世界に羽ばたいたソプラノ歌手・柳沼裕美さんはイタリア在住で、

この度の帰国に合わせて国内でコンサート活動をしておられる。

コンサートの最後に挨拶をして頂いたが、

「生まれ育った土地で、歌えることは最高に幸せです」と涙ぐんでいた。

楽屋で色々話す中で、気さくな女性と知り、すっかり仲良くなった。

イタリア人のご主人との間に5歳のお嬢さんがいて名前が「ナウシカ」ちゃん

また「ナウシカ・オペラインターナショナル」も設立され

幅広い芸術活動に取り組んでいらっしゃる。

浮世離れした芸術家と思いきや

学生時代は陸上や卓球で体を鍛えていた体育会系の活発で明るい方

たのもしい方で嬉しくなってしまった。

打ち上げの場でスタッフと「花は咲く」を合唱した際、

私が会場にあったピアノで伴奏を弾いたのだが、

楽譜があったわけでもなく、キーの高さも知っていたわけでも無く、

しかも、弾いたことのない曲だったので、

本当に自分の指に任せて鍵盤に手を置くと、勝手に弾いてくれた。

「楽譜もないのに、よくその場で弾けましたね!とても歌いやすい伴奏でした」

と言われて、私自身が驚いた。

私の歌も聴きたいとのお声を頂き、恐れ多くも世界で活躍するオペラ歌手の前で

「ふるさと」の弾き語りをした。

歌はいい。

国境も言語も、時代も超えてしまう。

コンサートの司会をしながら私が一番楽しませて頂いたような気がする。

また今回のコンサートのプロデュースをされた作曲家で柳沼裕美さんの恩師でもあられる

日下部満三さん


ウィーンでピアノを学び、今はピアノコンクール曲の作曲、審査員などをされる方。

こんな素晴しい方々とご縁が持てて自分は恵まれていると思う。