おやさいの歌かえうた全国歌合戦で、「高麗鍋仲間の歌」が優勝しました。
作詞担当の大沢さんと。
歌の依頼を受けて二つ返事で了諾したのは、高麗鍋の発案者の一人でもあった亡き主人の思いが私の中にあったからです。
高麗鍋を広める為に、学校の給食メニューに上がった日には学校に出かけて行き、
その由来を子供たちに伝えてきました。
高麗人参の研究で世界的権威を持つ主人は、その全てを移り住むことになった日高市の為に還元したいと話していました。
全く縁のなかったこの日高市でしたが、高麗人参によってとても縁の深い地に変わりました。
「高麗鍋仲間の歌」の歌詞の中に
~あなたがいるからこの味が出るのよ~
とあります。
わたしにとっては主人のことを歌っています。
天国の主人に向かって歌っています。
この歌合戦、最終的に和歌山県の作品と接戦だったそうですが、
審査委員長の田代美代子さんが選んで下さったとのこと。
あちらの世界から主人も後押ししてくれたと思っています。
田代美代子さんとは初めてお目にかかりましたが、本当に素晴しい方で
女性として憧れます。
とても70歳には見えない若々しさです。
それは目標を持って生きていらっしゃるからだと思います。
なんと68歳で早稲田大学に合格し、現在2年生。
日本レコード大賞新人賞を受賞し、日本のトップ歌手として活躍していたのに
病気で10年間の闘病生活が続き、芸能界を休業していたにも関わらず
シャンソン歌手として復活し、休業時代に野菜のチカラで体を戻したことから
野菜を育てたり、野菜の研究をしたりして、この度の様に「おやさいのうた」を通して
日本中に野菜の大切さを広めようとしていらっしゃいます。
歌で日本を元気に!とのことから、被災地での演奏活動も精力的に行っているようです。