2012年4月21日土曜日

No16・「解より問」

4月21日、次女の通う高校の保護者会がありました。

以前、ブログでも紹介させて頂きましたが、入学式の時に伺った学年主任の先生のご挨拶。

「解より問」

今日、保護者会の会場で学年主任の先生をお見かけし、

「解より問」がとても心に響いた旨をお伝えいたしました。

この言葉は昨年文化功労章に選ばれた元早稲田大学教授で名誉フェローである

毛利和子先生が、大学の入学式で使った言葉との事。

ここ数か月、私自身、自分への問いかけを意識的に行って来ましたので

「解より問」をテーマにお話しいただき

やはり「問う」ことが、大事なんだと確認できた瞬間でもありました。

高校生にとっての「問」は学業の面での意味合いが大きいと思います。

自ら仮説を立て、調べ、検証して、証明していく という作業の中の

自ら仮説を立てるという事が「問」の部分かと。

でも、これから学業を究めていく予定の無い私にとっては

この「問」は、自分の内面に対しての問いかけです。

自分に不利な事が続いた時、

思い通りに事が進まない時、

人間関係で行き詰まった時

まずは問いかける。

何がこの状況を引き寄せたのだろうか・・・?と

少し前から、振り返って見る。

必ず、きっかけはあるはずですから。

また、まだ見ぬ未来や、近い将来への不安がやってきた時、

何がそういう感情にさせるのだろうか・・・?と

答えはいつも自分の中にあるという事に気付くようになると、

自分をちゃんと見つめるようになります。

目の前の事柄や相手ではなく、自分の気持ち、感情、思考など

どういう問いかけを自分にするかで、人生は変わってくるように思います。

いつも自分に問いかける。

すると曖昧にしてきた事や、後回しにしてきた事が、

はっきりさせてくれ!と言って、出来事を展開する分けです。

目の前に繰り広げられた出来事は、分けがあって起こるのだと理解できます。

自分との折り合いを付けて行く 

その為に、自分への問いかけは大切かと思います。