6月11日、東松山市の丸木美術館へナターシャ・グジーの歌を聴きに行って来ました。
丸木美術館へ行くのは初めての事で、運転免許取得からまだ1年たったばかりの私にとってはかなりの冒険でした。何しろ日高市外へ、車で出かけることはめったになく、通った事のない道を走るのは勇気が要りました。
でも心強いカーナビ君を全面的に信じて、言われるままに付いて行くと・・・
あらあら楽ちん、とても素敵な道を案内してくれて、対向車がほとんどない広くて自然豊かな、田んぼの中の、のどかな道を気持ちよく走って、あっという間に到着。
同乗者が思わず車内から写真を撮るくらい、美しい田園風景がずうっと続いていました。
そして到着した丸木美術館。
館に隣接する和風建築の休憩所が素敵だったので、写真に残しました。
近くに川が流れていて、見渡す限りに緑の世界で、しばらく深呼吸を繰り返してました。
自然の中で充電が出来ました。
そして丸木美術館へ
館内の美術作品は、決して軽い気持ちでは見る事の出来ない、作品ばかりです。
息を飲むような、目を背けてしまいたくなるような、でもちゃんと受け止めなくてはならない、重いテーマの作品ばかりです。
ある程度の覚悟を持って行かないと、ショックを受けて終わりかも知れません。
広島・長崎の原爆、南京の大量虐殺、・・・
人間の愚かさをまざまざと見せつけられて、言葉を失いました。
今回、原爆の悲惨さを一番知っているはずの日本で、二度目の原爆が起きてしまった。
しかも、今度は自らの手で・・・
こうなる前に、何とか出来なかったものか・・と。
三度目の原爆は何としてでも阻止しなくては・・と。
色々と考えさせられる空間でした。
ナターシャ・グジーのコンサートのついてはまた次回