2011年6月13日月曜日

No8 これぞ民主主義!

6月12日に開催された
自然エネルギーに関する「総理・有識者オープン懇談会」をネット中継で全編見ました。

少なくとも5万人の方々が見ていたとの事です。
マスメディァの在り方を考えさせられる番組企画だったと感じています。

新聞やテレビを介すると、各社によって内容が湾曲されてしまうことが多い中、ダイレクトに丸々最後まで話し合いの場が見れて、臨場感もあり、話の中身だけでなく、語る参加者たちの表情や、しぐさ、話し方などから、読み取れることがありました。

個人的には菅首相のお人柄に、心打たれるシーンもありました。

菅総理をなんだかんだと責める前に、我々が出来る事をまず行動に移していくべきだと思います。
国民一人一人が責任を持って国を支えていく時ではないかと…・批判するのは簡単な事。

総理だってこの国の住人として、国を思う気持ちはお持ちです。

総理の印象的だった言葉、「地球を救うのは植物だ!」と本気で感じておられるようで、そのように思う根拠も、かなり深い知識としてお持ちのようでした。

私の主人も、亡くなる前に、植物の偉大なパワーについて日誌に書き留めていましたが・・・
動き回らず、ひたすら大地に根をはり太陽に向かって生長していく植物にこそ、人間を生かす力が宿っているのだと。動物性からではなく植物性から生きるエネルギーを貰えると。


主人は余命を宣告された後、植物の生長過程に生きる希望を見つけ、抗がん剤治療を断りました。人間よりもずうっと古くから存在し、人間が生きていけるように先駆けて地上で準備してきた先輩がたに学ぶべき事があったようです。

自然エネルギーというと、太陽光、風力、火力、水力、地熱発電等・・思い出されるかも知れませんが、バイオの力もあります。植物は枯れて腐っても、地球に還元してくれます。

消費型から循環型エネルギーに変えていく


我が家は屋根に12枚の太陽光パネルが設置されています。
設置の費用はかなりかかりましたが、それを「コスト」として捉えてはいません。
未来への「投資」だと自覚しています。

「夜は暗いもの、夏は暑いもの、それを電気の力でどうにかしようなんて傲慢だ!」と、生前主人は言ってました。

私は風呂に入る時、浴室の電気は使いません。ロウソクの灯りの中で入ります。

それが習慣になると、電気が眩しすぎて痛く感じてしまいます。

また計画停電でなくても、元々夜はロウソクを使うことが多いです。

家の二階には6部屋ありますが、エアコンは設置していません。

風呂の残り湯は、洗濯、拭き掃除、庭の水やりに使います。

「安定供給」と言うと、現状維持のニュアンスがありますが、全体的にエネルギー消費量を減らす事が大切だと思います。

みんなで消費電力を減らす競争や、自家発電を増やす競争をしたいですね。


今回のオープン懇談会のような形式で、今後も様々なテーマを取り上げていって頂けたらと思います。