2011年6月16日木曜日・文化新聞
6月24日金曜日、午前10時より日高市役所にて、任命式が行われました。
任命式の後、大沢市長、早川教育長としばらく会談致しました。
私は日高市で生まれ育った人間ではなく、まだ日高市民になって歴史の浅い人間です。
そのような立場の者が、日高市の学校教育の場に携わっていいものか・・・戸惑いと不安がありました。
大変名誉な事ではありますが、市内で長年、教育の現場で活躍されてこられた方々がたくさんいらっしゃる中で、なぜ私なのだろうかと・・・
真っ先に相談すべき主人は他界してしまいましたので、自分自身に問うしかなく、それでも主人だったら何と言うだろうか・・・と自問自答する中で、これは与えられた使命なのではないかと受け止めるようになりました。
まずもって、私自身、日高市内で四人の子供を育てている現役の保護者である事
引っ越しを何度か経験しているので、他市の教育現場との違いが分かる事
子供の数が多い分、学校でのPTA活動に携わる機会が多い事
日頃から体操教室で、子育て中のお母様方に関わっている事
司会業をしているので、市内のイベント会場で市民の皆様の前に立つ機会が多く、親子連れの様子など目にする機会も多い事
主人を亡くし、母子家庭の立場にあるので、同じ立場の方々の代弁者になりうる事
色々と自分の立場を見つめ直していく中で、背中を押すもう一人の自分が現われました。
四人の子供を授かった意味が見えたような気がしました。
正直言いますと、これまで教育員という役職や任務の内容について全く知識がありませんでした。
おそらく私だけでなく、保護者の皆さんのほとんどが、教育委員という存在についての情報をあまり持ち合わせてはいのではないかと感じます。
そういったことを考えた時に、私のような人間が教育委員になる事で、保護者の皆さんが教育委員を身近に感じられるようになるのではないかと思います。
そのようなお役目があるのならば、私は私のままで、肩肘張らずにそのポジションにいればいいのだと、気持ちを整理しました。
任期4年。私に出来ることを精一杯務めて参りたいと存じます。
今後とも宜しくお願い致します。