出席しました。
パロディオペラを上演するとのことでしたので
笑う気 満々で行きました。
岩手県陸前高田の慈恩寺で実際にあった出来事を面白おかしく演出したもの。
復興支援の為に訪れた慈恩寺の屋外トイレに、深夜2時頃、友人のヒロさんが入り
大の方を終えた後、トイレットペーパーがないことに気付き、
闇に向かって「ヘルプ」と叫んだのですが、
その雄叫びを聞いた女性2人には「ヘルプ」とは
聞き取れず、獣か魔物か幽霊がどこかにいるのだと思って、一人は逃げ去ってしまい、
一人はランプを持ってトイレの扉まで行ってみたとのこと、
実際に紙はあったのですが、センサーライトで時間が経つとあかりは消えてしまい、
真っ暗な中で、うろたえてしまい、紙があることにも気がつかず、
闇の中、お尻を出したまま、大声で「ヘルプ」と叫ぶしかなかったヒロさんの
悲しさを、芝居にしたのでした。
ヒロさんはロックのギターリストでしたから、きっと思わず英語で「ヘルプ」と
言ってしまったのでしょう。
どなたか紙を持って来てくださ~いとか、誰かいませんか~?とか
ではなく・・・
その発音が今ひとつだったのが笑えます(#^.^#)
という内容で、この日は、ヒロさん本人がヒロさん役で舞台に立ち、
その場の様子をリアルに演じてくれました。
どちらかというと人を笑わせるようなタイプではない方なので、
そのぶっきらぼうさがまた聴衆の笑いを誘っていました。
小道具として使われていた、トイレットペーパー製の被り物が
あまりにもインパクトがあったので、上演後、被らせて頂きました。