2011年7月11日月曜日

No10/ラヂオメーター

皆さん、ラヂオメーターってご存知ですか?

19世紀の実験器具なんですが、今、それが職人の手によって、オブジェとして蘇えりました。

光を当てるとガラスの中の温度が上昇し、羽がクルクル回ります。

職人さんがひとつひとつ手吹きガラスで製作した優美な姿に、心癒されます。





2か月前にカタログで見つけ、ひとめぼれして購入しました。

大・小サイズ合わせて¥34650-、決して安くはありませんでしたが、

買って大正解でした。

窓辺に置いているのですが、毎朝、朝日を受けてガラスの中の羽が勢いよく回るんです。

曇りの日でも、それなりにゆっくり羽が回ります。

太陽の恵みを目に見える形で確認出来ます。

回転速度が速いと、9歳の末っ子は”すげぇ~!”と大はしゃぎです。





夜はキャンドルの灯りを受けて、静かに回ります。

当たり前の事ですが、ロウソクは酸素があって初めて燃えるわけで、燃える事で熱が発するわけで、その熱がガラスの中の羽を回すわけで、そのからくりについつい、原子力でなくてもいいのになぁ~等と考えてしまいます。

子供達も、コンセント無しに回転し続けるラヂオメーターに色々と思いを巡らせているようで、じーっとながめていたりします。

私もこのラヂオメーターを見つめていると、不思議な感覚を持ちます。

生かされているのだと・・・・

酸素がある事、毎日日が昇る事、雨が降る事、etc

私達に絶えず注ぎ込まれているエネルギーは計り知れないと・・・

いろんな事にもっと感謝しなくちゃ、ですね。



よろしかったら、ひとつ手に入れてみては如何ですか?