10月19日、今年も高麗神社の例大祭に参列させて頂きました。
伝統を守り続けていくことが、いかに貴い事であるか、
獅子舞を見ながらそう感じました。
伝統を守る人、それを見守る人、そこに大きな意義を見出す人、
時代が変わっても、変わらずに残っているものには、
それだけで大きな価値があるんだろうなぁーと、思います。
変わっていくもの、変わらないもの、
変えていくべきもの、変えてはならないもの、
その辺がちゃんと分かる芯のある人間になりたいものです。
例大祭の後の食事会の場で新たな出会いもありました。太地真理さん。
こちらの方は御神輿を造らせたら右に出る者は無いと言われる石井棟梁。
私の亡き主人を今も大切にして下さっている方です。
石井棟梁の携帯電話には未だに、主人の留守電の声が残っているそうです。
石井棟梁は私を見る時、私の中に主人を見出しているんだと思います。
いつも懐かしそうな表情で見て下さいます。
例大祭に集まった方々のお顔を拝見しながら、
改めて高麗神社の果たす役割は大きいのだと実感しました。