日高市音楽の集い の司会を務めさせて頂きました。
今年で6回目の司会です。
原稿なしで3時間半の司会。
6年前は原稿がぼろぼろになるくらい、準備を重ねて、重ねて 本番に臨みました。
開演の挨拶文も相当 考えて、セリフを暗記するように練習していました。
“この司会に私の司会者生命がかかっている…”くらいの気持ちでした。
今、原稿も何も持たずに、舞台袖を仕切るくらいの余裕が出来てきたのは
私自身の中に、この演奏会を成功させたいという、ひとつの責任感が育ったからだと思います。
昨年 主催者側のスタッフから言われました。
舞台袖の私には、張りつめた空気があり 声すらかけられない、近づく事も出来ないと。
プロではない、中高生たちの演奏会ではありますが
私にとっては舞台は舞台。
お客様に喜んで帰って頂きたい。
出演者の生徒達に忘れられない思い出にして貰いたい。
アドリブを装っていながら、本当は真剣勝負。
楽器のセッティングに時間がかかり、間が持たない時は
観客の疲れや、気持ちの切り替えにして頂くためのストレッチタイムにして
飽きてしまわない工夫をしました。
毎年、スタッフの皆さんとの打ち上げが至福の時なんですが、
今回は司会を終え、すぐに新幹線に飛び乗り4時間半の旅。
深夜0時近く 新神戸のホテルに到着。