2012年9月25日火曜日

No14・静岡ライブ

一つ、夢が叶いました。

憧れのGINZAシャルでのライブ。

昨年12月 初めて訪れた時に一目惚れした空間。

次に来る時は必ず歌いたい と祈り続けて、実際に5か月後

2曲だけピアノの弾き語りをさせて頂きました。

そしてあれから4か月半、念願のライブをさせて頂きました。

もう一人の主役、

世界で最も歴史のあるオーストリアのピアノ、「ベーゼンドルファー」

このピアノと共に世界を作りたくて、ずっと思いを馳せていました。

本番前、ベーゼンに向かい語りかけていました。

“一緒に楽しもうね、一緒に歌ってね!”と。

お客様は静岡市内のみならず、伊豆や小田原、富士宮 焼津市・・・

等2時間以上かけて来下さった方もいらっしゃって、

本当に有難かったです。

私の音楽パートナー、アレンジャーの大塚ショーさん。

今回は音響の為、東京から来て下さいました。

リハーサル途中でも色々と練りながら、本番は滞りなく終えられました。

安心して音作りを任せられるパートナーです。

嬉しいことがたくさんありました。

ライブハウスの迎えでひな人形を扱うお店を経営していらっしゃる方が

終演後にご自身のお腹を押さえながら

“へその下のこの辺りをぐーっと押されるような感覚がありました”

とゼスチャーで示して下さるんです。

震災復興支援の歌を聴いてそう感じたらしいのです。

“外見は可憐で、美しい方なのに、物凄い強さを受け取りました。”

 と、感想を述べて下さったんです。

「悲しみの丘を越えて行け」 という歌。

震災後、復興の為の歌を作りたいと思い続けて来たのに

あまりにも現実が重すぎて、とても歌には出来ない。

きれいごとは書けない。

頑張って生きて行こう とか 前を向いて行こうとか・・・

でも、この7月・真夏の炎天下

空からど~っと降ってきた、言葉達。

まるで時が満ちて、ようやく曲作りを許されたような

雨が降るから虹も出るんだ とか

明日は来るから、どんな人にだって。 とか

見上げればそこには澄み切った青空がどこまでも続く とか

ピアノの鍵盤に手を置くと、勝手にコードが流れ

旋律も生まれ、あっという間に出来た曲です。

それを聴いて、

“この辺りにズド~ンと響きました。倒れそうになるくらい”と
  
伝えて下さる方が現れた。

また、昨年12月に銀座シャルで初めてお会いしたことがきっかけで

それ以来私のこの拙いブログを読み続けて来て下さったという方が

今回のライブに2時間半かけて来て下さって、声を掛けて下さいました。

ブログの文章から受ける印象とはかなりイメージが違ったとのこと

実際会って、歌声を聴いたり、話したりする中で

「柔らかい人」 と感じて下さったようです。

確かに私の文章は少し硬いですかね・・・。


映像デザイナーのオサム君

いつか私の歌に合わせた映像を作成し、ステージのバックで流すという

お互いの夢があります。

左手で受け取るヒロコのメッセージカードを選んで興奮気味のこの方

            「耐え続けるんじゃない、 乗り越えるんだ」



神奈川県からお越し下さった方です。

あまりにもタイムリーだったと

お守りにしますと、言って下さいました。

   私の失恋のトークに大きく反応して聴いて下さったこちらのお客様

            お互い4児の母 そして未亡人

              通じるところがありました。

 
私のライブを楽しみにしていて下さった大阪の友人が、大きな花束を贈って下さいました。

この花は何を隠そう、今回、私のライブを企画して下さった

銀座シャルのママさん・かずねえのお花。

かずねえは花と会話が出来る人なんです。

かずねえはお花屋さんなんです。

静岡からこの花束を、新幹線に乗ってそのまま持ち帰りました。

乗客が何事かと驚くくらいの大きな花束です。

心優しいお客様達に、私の方が癒された感じです。

お陰で気持ちよく歌い切ることが出来ました。

本当に有難かったです。

これからも、歌を歌って行きたいと思います。