3.11
私達と世界を変えた「あの日」が巡ってきました。
大切な人を失ってからの1年。
心中を察します。
悲しみはいつか終わる時がきます。
私も「時」に癒されました。
主人を見送ってから2年と3か月。
心に穴が開いてしまったような日々も、過ぎ去りました。
主人が去って3か月頃に生まれた「歌」があります。
今年、リリース予定の3枚目のCDアルバムに入っている曲
『雨が止むように』
3.11のこの祈りの日、歌詞をご紹介したいと思いました。
ーーーーーーーー雨が止むようにーーーーーーーーーーーー
1 涙は枯れない どんなに泣いても。
胸を締め付ける悲しみに 眠れない夜を重ねて
過ぎていく日々。
もう一度会いたい、声を聴かせて
見上げた夜空にあなたの星 探す
叶わない再会の時せめて夢の中で。
2 奇跡を信じて支えた日々も、今は忘れたい
あなたはいないから。
果たせない約束だけが私を押し出す。
悔やんでばかりじゃいられないけど
償いたいの 私の足りなさを。
会えるなら伝えたいのよ、
それでも愛してる。
* 余命宣告、残された日々 未来の夢を熱く語り合った
添い遂げたいと祈った病室で
泣きぬれて口付けをした、温もり忘れない
3 降り続く雨も、やがて止むように
心の傷だっていつかは癒える
しばらくは続く悲しみも、時が癒すよ
写真のあなたは切ない位に
優しい瞳で私を見つめてる
目を閉じて囁いてみる
“私は大丈夫”
あなたに出会えた幸せ携えて、
これからも私らしく強く生きて行く。
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ライブでこの歌を歌うと、涙する方が必ずいます。
私も、自分の経験から生まれたこの歌を歌う時は
自分自身と、主人に届けるつもりで歌っています。
お祭り会場のように、楽しい場所では歌えませんが、
とても大切にしている歌です。
3.11
まだまだ悲しみの中にあって、辛い思いを抱えていらっしゃる方々に
私なりの祈りを込めて、今日、お届けします。