2012年3月11日日曜日

No10・雨が止むように

3.11

私達と世界を変えた「あの日」が巡ってきました。

大切な人を失ってからの1年。

心中を察します。

悲しみはいつか終わる時がきます。

私も「時」に癒されました。

主人を見送ってから2年と3か月。

心に穴が開いてしまったような日々も、過ぎ去りました。

主人が去って3か月頃に生まれた「歌」があります。

今年、リリース予定の3枚目のCDアルバムに入っている曲

『雨が止むように』

3.11のこの祈りの日、歌詞をご紹介したいと思いました。

ーーーーーーーー雨が止むようにーーーーーーーーーーーー

1 涙は枯れない どんなに泣いても。
  
  胸を締め付ける悲しみに 眠れない夜を重ねて

  過ぎていく日々。
  
  もう一度会いたい、声を聴かせて

  見上げた夜空にあなたの星 探す

  叶わない再会の時せめて夢の中で。

2 奇跡を信じて支えた日々も、今は忘れたい

  あなたはいないから。
  
  果たせない約束だけが私を押し出す。
  
  悔やんでばかりじゃいられないけど

  償いたいの 私の足りなさを。

  会えるなら伝えたいのよ、

  それでも愛してる。

* 余命宣告、残された日々 未来の夢を熱く語り合った

  添い遂げたいと祈った病室で

  泣きぬれて口付けをした、温もり忘れない

3 降り続く雨も、やがて止むように

  心の傷だっていつかは癒える

  しばらくは続く悲しみも、時が癒すよ

  写真のあなたは切ない位に

  優しい瞳で私を見つめてる

  目を閉じて囁いてみる

  “私は大丈夫”

  あなたに出会えた幸せ携えて、

  これからも私らしく強く生きて行く。

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ライブでこの歌を歌うと、涙する方が必ずいます。

私も、自分の経験から生まれたこの歌を歌う時は

自分自身と、主人に届けるつもりで歌っています。

お祭り会場のように、楽しい場所では歌えませんが、

とても大切にしている歌です。

3.11

まだまだ悲しみの中にあって、辛い思いを抱えていらっしゃる方々に

私なりの祈りを込めて、今日、お届けします。