毎年、友人のバレエ教室の発表会で司会(ナレーション)を務めさせて頂いています。
毎回、有名なプロのバレエダンサーをゲストに迎えてのステージは迫力があります。
一応、私も若かりし頃、ダンサーとして舞台に立っていた事があるので
ついつい血が騒いでしまって、司会をしながら舞台袖で踊ってます。
バレエや、フィギュアスケートのショーを見る時は、
自然に背筋と首が伸びた状態になります。
ジャズダンスシューズや、タップダンスシューズ、フィギュアスケート靴は
靴棚の奥にしまったまま、何年も履いていませんが・・・
ディズニーランドのパレードや、レビューを見ていても、
つい、振り付けを追いかけてしまったり、
ダンサー達の顔の表情や視線の運び方をチェックしてしまいます。
目が審査員になってしまって、心の底から楽しめません。
今でも、時々舞台で踊っている夢を見ます。
高校生の頃は、舞踊部の部長をしていました。
ミュージカルスタイルの創作舞踊で作品を発表しました。
シナリオも、配役も、振り付けも、衣装のデザインも、照明プランも、音楽の選曲も
全て私が担当しました。
ずいぶんワンマンな部長でしたが、みんな付いて来てくれました。
そこで表現する事の楽しさを味わってしまいました。
中学生の頃は、機械体操部に所属していましたが、
自分の演技に点数を付けられる事に違和感があり
高校では自由に表現できるダンスに目覚めてしまいました。
ビリージョエルの「オネスティ」に振り付けをして、レベルの高い部員7人を選び
学園祭で躍らせました。
今でも、「オネスティ」を聞くと、振り付けが蘇えって来ます。
体を使って、表現するのは楽しいものです。