仙台市若林区荒浜
真っ白に雪が積もった海岸では、太平洋から迫る波に向かい
僧侶が1時間近く祈りをささげていた。
【東京新聞朝刊・3月11日】
震災は終わっていないんですよね。
阪神大震災の後、オウム真理教の地下鉄サリン事件があり
連日流れていた震災のニュースが一変。
マスコミが、オウムの件ばかり取り扱うようになって
被災された方々は、忘れ去られてしまったのではないかと
心細い思いをしたとの事。
『 ショックやった
寂しかった
悔しかった
怒りさえ感じた
こんな大変な思いをしてる人がいっぱいいるのに・・・
忘れられたって思った。』
阪神大震災を経験された方の言葉です。
忘れられてしまうのが一番辛かったそうです。
今回、てんつくマンは震災後、すぐに被災地に行き
支援活動を開始しましたが
そこで聞いた言葉の中で印象的だったのは
『 津波も怖かった。家も流された。友達も・・・』
『 でも一番怖かったのは、このまま誰知らずに僕達は死ぬのか?
それが一番怖かった 』
ちょうど1年経ちましたが決して区切りではないですよね
まだまだ、辛い思いをされているであろう事を思うと
胸が痛いです。
そして、何かせずにはいられません。
亡くなられた方々の貴い命を無駄にしてはいけない。
犠牲のままで終わらせてはいけないと思います。