2011年8月11日木曜日

No9・三鷹のライブハウスで

8月10日(水)

東京・三鷹のライブハウス・ウナマスで歌いました。


シャンソン歌手・牧澤友也さんと

今注目の新鋭ピアニスト・金益けんじさんの

ライブに出演させて頂きました。

私はピアノの弾き語りで『美しい昔』と『ひまわり』を歌いました。

『美しい昔』はベトナムで生まれた反戦歌で、

日本では昔、加藤登紀子さんがカバーしていましたが、

最近では天童よしみさんが紅白歌合戦で歌いました。

今回、ピアノ伴奏は、譜面とは全く違う、私のオリジナルアレンジで

コード進行を変えてしまったり、転調してみたり、エンディングを工夫したり

私なりにこの歌の世界を表現してみました。

牧澤先生が”ドラマチックに歌ってくれましたね!”とフォロー。

反戦歌と言っても、歌詞だけを見ると想像もつかない内容なんです。

「銃弾」を 「雨」と 

「戦争」を 「愛」と

「女性や子供」を 「花」と

「死亡」を 「しおれる」と

その表現の仕方がとても切なくて・・・

「青空待たずに花はしおれて、一つまた一つ道に倒れていく。

誰が、誰が雨を降らせるのよ!この空にいつまでも、いつまでも

雨よ降るならば、思い出流すまで、涙のようにこの大地に降れ!」

胸が締め付けられそうになります。

今後、日本の空に銃弾の雨が降る事が、決して無いように祈ります。

あるいは、これ以上放射能の雨が降らないよう、

今以上、原発が増えないように

この歌は歌い続けていきたいと思います。