8月10日(水)
東京・三鷹のライブハウス・ウナマスで歌いました。
シャンソン歌手・牧澤友也さんと
今注目の新鋭ピアニスト・金益けんじさんの
ライブに出演させて頂きました。
私はピアノの弾き語りで『美しい昔』と『ひまわり』を歌いました。
『美しい昔』はベトナムで生まれた反戦歌で、
日本では昔、加藤登紀子さんがカバーしていましたが、
最近では天童よしみさんが紅白歌合戦で歌いました。
今回、ピアノ伴奏は、譜面とは全く違う、私のオリジナルアレンジで
コード進行を変えてしまったり、転調してみたり、エンディングを工夫したり
私なりにこの歌の世界を表現してみました。
牧澤先生が”ドラマチックに歌ってくれましたね!”とフォロー。
反戦歌と言っても、歌詞だけを見ると想像もつかない内容なんです。
「銃弾」を 「雨」と
「戦争」を 「愛」と
「女性や子供」を 「花」と
「死亡」を 「しおれる」と
その表現の仕方がとても切なくて・・・
「青空待たずに花はしおれて、一つまた一つ道に倒れていく。
誰が、誰が雨を降らせるのよ!この空にいつまでも、いつまでも
雨よ降るならば、思い出流すまで、涙のようにこの大地に降れ!」
胸が締め付けられそうになります。
今後、日本の空に銃弾の雨が降る事が、決して無いように祈ります。
あるいは、これ以上放射能の雨が降らないよう、
今以上、原発が増えないように
この歌は歌い続けていきたいと思います。