2011年12月29日木曜日

No21・今年もお世話に

今年は皆さんにとってどんな一年でしたか?

3月の東日本大震災を通して、色々と考えさせられましたね。

共に生きてきた家族を失い、帰る家を失い、故郷を追われ、仕事を変えざるをえず

今も過酷な状況の中、懸命に生きている人達もいますよね。

また、震災後、いたたまれず、被災地へ向かい、そこで「為に生きる」ことの大切さを覚えた方もいらっしゃたでしょう

人の痛みを、自分の痛みとして感じられた人、

逆に無力感を感じた人

私にとっても、この一年は大きな変革の一年でした。

欲しいものと、必要なもの の区別を付けられるようになった気がします。

当たり前の事に感謝出来るようになりました。

蛇口から水が出て来ることも、有難い事です。

お風呂に入れる事、布団で眠れる事も感謝です。

今月、京都の伏見稲荷でご祈祷をして頂きましたが、

そこで、今年出逢った方々、日頃からお世話になっている方々、家族、体操の生徒さん達、

私が関わる皆さんのお顔と、お名前を思い浮かべ、お一人お一人に

“ありがとう”を伝えました。

本当に、本当に、ありがとうございます。

皆様からどれほどの力を頂いたか知れません。

全ての出会いに心から感謝いたします。

この一年だけでなく、これまでの人生を振り返ってみた時に

たくさんの方々のお顔が思い出される事自体、有難い事です。

そう思うと、自分の人生は、自分以外の人達によって形成されているのだと分かります。

登場人物がたくさんいて、その分それに付随するストーリーがある分けです。

豊かな人生とは、出逢った人との関わりの深さ、

どれだけ深く絆を結んだか、で決まるような気がします。

私も、たくさんの人の中で生きて行きたいです。

たくさんというより

その人の人生に欠かせない登場人物として、なるべく良い影響を与えて生きたいものです。

それにはまず私自身が充実した日々を送っていなくてはと思うのです。

なので、来年も、わくわく感と、感謝力で一日一日をクリアしていきたいと思います。

どうか、どうか

皆様が良い新年を迎えられますよう、お祈り申し上げます。