登山家・栗城史多さんの講演会に行きました。
限界に挑み続ける、若き勇者の生きざまに頭が下がりました。
標高7500メートルから先はデスゾーンと呼ばれ、酸素濃度が地上の3分の1になる生命の存在を感じさせない場所。
それなのに・・・・
3年前、彼は世界第8位高峰マナスル(8162m)において日本人としては初となる単独・無酸素登頂に成功
2年半前は世界第7位高峰タウラギリ(8167m)の単独・無酸素登頂にインターネットライブ中継に成功
昨年は世界最高峰エベレスト(8848m)単独・無酸素登頂の挑戦、が、天候悪化の為「下山」
今挑戦し続けています。
登頂の映像はあまりにも怖くて震えるくらいでした。
もし、自分の息子がそのように死と隣り合わせの世界へ向かおうとしたら
私は止めてしまうでしょう・・・
でも栗城さんは言います。
“お前を信じてるから!”と言ってあげて下さいと。
99人に反対されても、一人が“信じているよ”と言ってくれたら
その言葉を胸に挑戦し続けることが出来ると。
27歳の青年に、大切な事を教えられました。
『高い山は酸素が少ない。
吸っても吸っても体に力が入らない
でも吸おう吸おうとするから駄目なのだ。
酸素が少ない時は、吐けばいい。
吐けば、入ってくる。
自分が出そうとしないと入ってこない。
欲しい欲しいってやってると入ってこない。
何か欲しいときは、自分から吐くこと。そして、与えること。
自分が吐き、与えることによって酸素も喜びも入ってくる 』
彼は、山から多くを教えられ、どんどん謙虚になって行く。
そんな気がします。
トークショーが始まる前に舞台袖で、ご挨拶し、トーク終了後にてんつくマンの講演会の告知をさせて頂く段取りをお伝えしました。
帰りに、栗城さんの書籍にサインをして頂きました。
栗城さんは、てんつくマンとは何度かトークショーのコラボをしているので
てんつくマンの講演会を主催する事や、今アメリカにいる事を伝えると、宜しくお伝え下さいと言われました。
“1月29日ですね”と確認してましたんで、ひょっとしたら・・・
1月29日、この会場が満席になる映像を頭に描いていました。
最後列から見た映像
舞台から見た映像
1月29日、私はここで歌う
ピアノの弾き語り
曲は「希望の種プロジェクト」のテーマソング
『ひまわり』
それに合わせて、てんつくマンが巨大書下ろしをする。
その瞬間をイメージしてました。
会場と心を一つにして、感動を分かち合うその瞬間に向かって
残りの日々を、更新して行きます。
“何か手伝える事があったら、何でも言って下さい!”とか
“出来るだけ、仲間集めます”とか
“1月29日、空けときます!”とか
初対面にも関わらず、たくさんの方々に応援の声を頂きました。
「動けば変わる!」というてんつくマンの言葉に押し出されるまま
ここまで来れました。
日々、新たな出会いがあり、絆が生まれ、奇跡の連続です。
一昨日、京都に向かう新幹線の中から、
羽田空港のてんつくマンにメールで報告をすると、
“ミラクルお越しまくりやん!ヒロコちゃん素晴らしい!!”
と返信がありました。
どうか、このブログを読んでくださっていらっしゃる皆さん、
12月17日の上映会と、1月29日の講演会に足をお運びくださいませ。
お待ちしています。