2012年5月21日月曜日

No17・金環日食

5月21日(月)

今日は金環日食で黄金のリングを観ることが出来ました。

感動!

目に焼き付きました。
       (黒いゴミ袋を通して撮影しました)

932年ぶりの金環日食との事ですから、今、NHK大河ドラマで放送中の

「平清盛」より約100年も前の事です。

宇宙のスケールの大きさを感じます。

太陽と月と地球が一直線上に並んでいるイメージを持ちながら見上げていると

不思議な繋がりと言いますか、一体感を感じました。

メッセージを受け取った感じがします。

恐らく多くの人間が空を見上げた瞬間ではなかったかと思います。

うつむいて生きている人も多い今の世の中、

自殺者が年間3万人も超えるこの時代、

希望や夢を持つことを忘れてしまった人が仕方なく生きて行くしかない現実もあり

空を、太陽を、月を、星を

見上げる事など忘れてしまっていた人も

今日は、見上げてみたくなったのではないでしょうか?











900年以上の時を経て、巡って来た一瞬を。

長い長い歴史の、一瞬です。

この貴重な天体ショーを見せて頂けたことだけでも、奇跡的な事だと思います。

この瞬間に立ち会う事を許されたのは、偶然ではないのだと・・・

やはり大きな大きな力に生かされた自分であると分かります。

人間の力で、星の位置を移動することは出来ません。

風を起こすことも、雨を降らすことも、季節の順番を変えることも、

時間を止めることも・・・

人間には出来ない。

自分一人の力で生きているのではない。

自分の力でどうにかしようとするから、苦しくなるのではないでしょうか。

もっと、力を抜いて、大いなる力に委ねてみてもいいのかも知れません。

時計を気にしながら、次にやるべき事で頭がいっぱいで、数字や結果を追いかけながら

いつも速足で歩き、息も浅く、それを日常として・・・・

移ろい安いこの世界から、今一度見上げた空。

そこにあるのは変わらない太陽や、月。

昨年、作曲した 「月に抱かれて」 という曲を3枚目のCDアルバムに入れます。

良かったら、歌詞をご覧ください

【バックナンバー:2011.No8・新曲】