2012年7月31日火曜日

No21・おおかみこどもの雨と雪Ⅱ

「おおかみこどもの雨と雪」

本当にお勧めの映画です。

子育て中の母親はもちろん、これから結婚する人達

個人的には将来を模索している学生さん達にも観て欲しいと思います。

おおかみ男と人間の女性から生まれてきたお姉ちゃん「雪」と弟「雨」が、

それぞれの生きる道を見つけて行くストーリー、

並行して、二人を育てる母親「花」の育児哲学の一貫性。

考えて見れば、男と女が出会って結婚して子供がうまれる分けですが

人間同士と言えど、男女は肉体的にも精神的にも構造が違う。

それぞれの生い立ちも全く違う、

性格が全く違う、専門分野、得意分野が全く違う、

体格が違う、顔つきが違う、好きな食べ物が違う、・・・

違う者同士。

そこから、新たに生まれた命は、既に両方の血を受け継いでいます。

おおかみと人間の夫婦程の違いは無いにしても

人間同士のペアに例えられると思いませんか?

おおかみ男と人間の花・両者から生まれた子供達は

おおかみとして生きるも良し

人間として生きるも良し

花は、その選択をあくまでも子供自身に任せようとします。

どちらを選んでも後悔のないように、自分に出来る精一杯を尽くします。

きっと親の成すべき事はそういう事なんだと思います。

自分の価値観で、子供の将来を決めない

子供に決めさせる。

そんな母親に育てられた子供達も、自分はどう生きたいのかを真剣に考え、

10歳の「雨」はおおかみとして生きる事を決意し、花の前から去って行きます。

息子を手放した「花」は立派です。

子供を信じ切る母親の強さを感じました。

子供も道を決める時は、親の意見を鵜呑みにしない。

自分の願う道と、願う理由をはっきりさせておけば

そんなにぶれないと思います。

自分が、いったい何がしたいのか、何をすると魂が喜ぶか、

それをしている自分を想像してわくわくするかしないか、

そこをしっかり見つめて行くべきなんでしょう

亡き夫が、夢の中で「花」に言います。

“立派に育て上げてくれてありがとう” と。

素敵ですね。

私はまだまだです。

天国の主人は私の子育てをどう思っているのかしら?

生きていたらどんな子育てをしていたかしら?

それにしても

この私を母親として選んでくれた4人の子供達に感謝しています。

2012年7月29日日曜日

No20・おおかみこどもの雨と雪

7月29日

長女、次男と、次男の友達2人を連れて映画を観に行きました。

タイトルは「おおかみこどもの雨と雪」

知人にハンカチは必需品と聞いていたので、泣く覚悟は出来ていました。

主人公の花が、夫に先立たれ、一人で子供二人を育てていく姿は

私自身の人生と重なるところがあり、息を飲んでしまいました。

花が夫の遺体を発見した場面では、私自身の記憶がよみがえって来てしまい

ちょっと苦しかったです。と、次の瞬間

息子は大丈夫だろうか・・・

気になって隣で観ていた10歳の息子の様子を見ました。

少し硬い表情をしていました。

ドラマでもドキュメンタリー番組でも、病にかかった人が家族を置いて死んでしまうシーンは、

子供達にとっては、未だにきついらしく、途中でテレビを消してしまいます。

それにしても、奥の深い映画でした。

子供達と一緒に観れて良かったです。

何故に、今、このタイミングでこの映画に出会ったのだろう、、、と思います。

映画の主人公は花ではありますが、その子供達、雨と雪の一人立ちがテーマでもあります。

昨日、オーストラリアに向かう次女の後ろ姿を、

不安よりも、晴れ晴れした気持ちで見送った自分を発見しました。

次男は宿泊学習から帰宅し、親元から離れて一晩過ごしただけで

ちょっと成長したようですし

長女は大学受験に備えオープンキャンパスに出かけ、

そこで将来の行くべき道を真剣に考えたそうです。

長男は珍しく風邪を引いてしまい、高熱を出したものの、一刻も早く復活したいがゆえに

自分であれこれ考えて、水分を補給したり、うがいを繰り返したり、ひたすら寝たり


それぞれ4人ともそれなりに、自分で考え、自分で行動を起こすようになりました。

いつの間にか、大きくなって・・・


長男がこの度の高熱でうなされている時にある夢を見たそうです。

“ 一昨日の夜、お父さんに会ったんだ.。”と言うんです。

私は驚いて “ 会った? ” と聞き直すと

“夢じゃなかった。本当にお父さんがいたんだ。” と言うので、何事かと思いました。

主人が息子の左耳にささやいたそうです。

“お父さんが、3つのお願いがあるって言ってた”

  “な~に?”

“教えない。”

  “じゃー、お母さんが当ててみせようか!”

私にはわかっていましたので。

  “もっと真剣に勉強しなさい”

  “本を読みなさい”

当たりました。最後は “お母さんを助けてあげて!でしょう?”

本当に3つとも当たりました。

長男も驚いていましたが・・・


この1週間、主人がとても近くに感じられるんです。

何故か主人の髪の毛の感触が妙に蘇えってきて・・・

結婚生活を始めてから、主人は一度も床屋に行った事がなく、

私がいつもカットしていました。

最後は病室でカットしました。

17年間の結婚生活の中で、何度カットしたことか・・・

その硬さや、量、癖毛、等々、私の指先に記憶されています。


最近、息子達の髪の毛を切ったからでしょうか?

お盆が近いからでしょうか?


今日の映画で、花が亡くなった主人と夢の中で再会するシーンがあり

思わず涙がこぼれ落ちてしまいました。

“全部知ってるよ、ずっと見ていたから。”と言われた花が

夫の胸の中でほっとするシーン。

もしかして、今回主人が映画館に導いてくれたのかも知れませんね。

花の子育ては素晴らしい!

花のように、子供の気持ちや考えを尊重してあげられる母親になりたいと

つくづく思います。

「子供が自分で選択できるように、全てはその為に、」

花の子育ては一貫しています。

私も子供に自分の考え方を押し付けないように

子供の人生をただただ、愛を持って見守りたいと思いました。

まずは子供をとことん信頼する事ですね。


オオカミとして生きて行く決心をした10歳の息子「雨」が立派なオオカミの姿になって

花の前から勢いよく去って行くラストシーンで、花はオオカミの遠吠えを聞き、

別れの悲しみを超え、涙を流しながらも、微笑みます。

「雨」と同じ年の10歳の次男は、そんな花の笑みが理解できなかったらしく

“なんであそこで笑うの?”と尋ねてきました。

私は答えました。

“雨の遠吠えを聞いて、あの子ならもう大丈夫って安心したんじゃないかな?”

“えぇ?俺は10歳だけど無理。”

長女が一言

“オオカミの10歳と人間の10歳はと違うんだからね”

そして今夜は、一緒に映画を観た息子の友達2人が我が家に泊まっています。

10歳の少年3人集まって、夜中まで、語り合えるってワクワクしますよね

今日の映画の感想でも話題に出ると嬉しいのですが。

2012年7月28日土曜日

No19・免許更新

7月27日、初めての免許更新をしました。

2度目の免許センター。

免許取得から2年3か月。

あっという間でした。

更新の為に受けた講習の内容で再確認した運転マナー

【思いやり運転】

1.ゆずってあげる

2.待ってあげる

3.止まってあげる

4.よけてあげる

この心がけは人間の真価を問われるとのこと。

確かに路地から大通りに出る時ゆずってもらうと、その後の運転が気持ちよく、

その後、自分も抵抗なくゆずってあげることが出来ます。

右折の際も、後続車が何台も続いていると焦ってしまいますが、

対向車のドライバーが、その状況を読んでウィンカーで

“お先にどうぞ。”の合図をくれた時は、

車の中でしばらく“ありがとうございます”を実際に声に出して、繰り返してしまいます。

またゆずってあげている現場を目撃しただけでも気持ちが良いものです。

若葉マークの頃は、止まってあげる事、待ってあげる事は出来ましたが、

よけてあげたくても、よける事そのものが技術的に難しかったりして、

それに若葉マークを付けているがゆえに、ゆずってもらう事が多かった分けですが

ゆずって頂いても、ありがとう の気持ちを伝えることが出来ませんでした。

例えばウィンカーでアイコンタクトを送るとか、

片手を上げてゼスチャーを見せるとか

当時はハンドルから片手を放すなんて考えられませんでしたし、

精神的にそんな余裕はありませんでした。

前しか目に入らない状態でした。

今は対向車の運転手と目を合わす事も可能になりましたけど。

次の更新まで無事故・無違反で行きたいと思います。

「思いやりの運転」を心がけていれば、きっと避けられますね。

ハンドルを握ったらまずは深呼吸。深呼吸。

深~く、長~い、呼吸。

ゆずり ゆずられ 気持ちのいい運転で行きましょう。

2012年7月26日木曜日

No18・降りてきたぁ~

7月25日(水)

2か月程前から、高麗郡建郡記念1300年祭を応援する為の企画会議を

チェリストの笹崎さんと 語り部の小林さやかさん そのお母さん、と私の4人で

進めています。

語りと、チェロと、歌のコラボで、ライブを計画しているのですが

今日のミーティングで、元々予定していた開催日を変更すると決定した途端

色々とアイディアが湧いて来て、

まずは、宮沢賢二の作品を発表する予定だったのですが

何故か何故か突然 「スーホの白い馬」 に変更する事になり

せっかくだからそれを実際にやってみようという事になり

たまたまミーティング会場にチェロとキーボードが置いてあったのも

偶然ではないような気がしますが

それぞれの感覚で表現していくうちに

それぞれの頭の中に同じ映像が見えたような気がしました。

ラストシーンはチェロの旋律に、私が即興で歌を乗せてみました。




















ミーティングの為に集まったのに、いきなり本番前の練習のような時間となりました。

こんな事ってあるんですね。

まだ来年の5月開催予定なのに、今、突然降りて来たのは

なんとも不思議です。

私の3枚目のCDアルバムに入っている 

「月に抱かれて」という曲が、元々チェロの伴奏で歌いたいと想像して作曲した曲である事、

その歌詞の内容も、旋律も

「スーホの白い馬」の朗読の挿入歌として、何故かぴったりである事 等々

とんとん拍子に決まり、充実した時間となりました。

これまで「セロ弾きのゴーシュ」で進めてきた内容が

何故に、突然「スーホの白い馬」に変える事になったのか

未だに分からないのです。

でもせっかく与えられたインスピレーションなので、

大切に育てて行きたいと思います。

2012年7月25日水曜日

No17・オーストラリア

次女のオーストラリア・ホームスティの出発式に参加しました。

高校から15名が参加します。

英語が苦手な彼女が、何故に行きたいと決心したのかしらと
不思議に思っていましたが

彼女の性格が幸いしたようで、

“お母さん、日本語が全く通用しないなんて、凄くな~い?!”

と、それはそれは、ワクワクした表情で言うんです。

“英語が苦手なのにどうやってコミュニケーションを取るの?”

“はぁ?何とかなるよ!”と自信たっぷり。

次女のオーストラリア行きについて長女に相談すると

“行かせてやれば?あの人の事だから行かせなかったら一生文句言うかもよ。”
と一言。

費用が掛かる事についても相談すると、何とまぁ前向きに、

“これがきっかけで、英語が好きになって、英語で稼げるようになるかも知れないじゃん!”と。

高3の長女は、私にとっては第2の夫の様で、彼女はいつも単刀直入に答えてくれるので

私もついつい頼ってしまっています。

この約1か月、私の体調がすぐれずにいると、

何処がどんな風に調子が悪いのかを聴いて来て、

食欲が無いこと、汗をかかないこと、全身の発疹が引かないこと、

首から上の浮腫みがひどいこと、等々答えると

彼女なりのアドバイスもくれましたが

結局のところ何と判断したと思いますか?

“若くないって事だよ。”

ガ、ガーン・・・

“更年期なんじゃない?”

そ、そうです。ごもっとも・・・

もう返す言葉が有りません。

思わず笑ってしまいました。

本当に心強い存在です。

と、話は外れましたが、次女は今、頭がオーストラリアでいっぱいの様で、

はたから見ていて、羨ましくなるくらい活き活きしています。

オーストリアに行くに当たって、具体的に様々な準備が必要で、

例えばパスポートを申請する為の書類の作成にしても、写真を撮りに行くとか

戸籍謄本を用意するとか、

記入事項一つとっても、あれこれ考えたり、調べたりしなければならず、

パスポートを受け取るだけでも社会勉強が出来た分けです。

また向こうは冬なので、現地の気候を調べて、冬用の衣類をそろえたり、

色々なケースをシュミレーションしながら、持ち物を選択したり、

もちろん英語の勉強にも身が入ります。

だいぶ成長したように思います。

私はなるべく手を貸さず、彼女が自分一人で用意できるようにしているのですが

成田空港まで見送りに行くと言うと、

“なんで付いて来るの?交通費も時間もかかるのに。来なくていいよ!”と。

突き放されてしまいました。

15歳の夏、家族と離れて、オーストラリアで暮らす彼女に、

いったいどんなギフトがあるのでしょう。

既に、たくさんのギフトを受け取っているように思いますが

本人は気が付いてるでしょうか?

出発式では、校長先生や引率の先生方からの挨拶がありましたが、

やはり、内容は「積極性」。遠慮は禁物。

察して欲しいなんて黙りこくっていたら何も通じない。

そして笑顔。

確かに笑顔は英語以上に世界共通性が大きいと思います。

色々な体験談などを聞きながら、私も15歳に返って、海外に出るという経験をしたいと

思ってしまいました。

若いうちは金を払ってでも苦労をしろ!と言いますが、

若く体力のあるうちに、たくさんの経験を積むって、本当に財産になりますよね。

世界は広い。それを今からでも体感したいと思います。

今、都内に週に3回は出ていますが、そこでたくさんの出会いがあり、

発見、学び、共感、感動があり、絆が生れ、

そこからどんどん可能性が広がり、互いが互いの夢に関わりつつ、夢実現に向けて

驚くほどのスピードで進んでいくのを感じます。

ワクワクするのは、本人の勝手ですから、どうせ一度きりの人生ならば、

たくさんのワクワクを経験した方が得な気がします。

人は必ず死ぬのだから不安を抱えて生きる人生より、ワクワクを抱えて生きる人生の方が

いいに決まっている!

しかもいつ終わるのか分からない人生。

それを考えると、次女が英語の成績を全く気にしないで、英語圏で暮らしてみたいと

決断したのは正解だったと思います。

不安よりも可能性にフォーカス出来ているわけですから。

成田へはご要望通り、見送りに行かず家から送り出す事にしました。

15歳の夏、一生忘れられない夏となることでしょう。

2012年7月22日日曜日

No16・3枚目CDアルバム

3枚目のCDアルバムのタイトルは

『 ありがとう おめでとう 』に決まりました。

8曲入りのアルバムで、もちろんどの曲も思い入れはありますが、

大好きな言葉、ありがとう と おめでとう を まずもって伝えたいので

この歌だけは、歌詞を手書きにしました。

手作り感たっぷりのCDジャケットにする為にちょっと工夫してます。
スタジオに入ると何時間でも歌っていたいし、

どこまでもアレンジに拘りたくなってしまう。

アイディアがどんどん湧いて来て欲が出てきてしまう。

コーラスももっともっと厚くしたいと、凝ってしまう。

でも限が無いので切り上げてしまうのですが、

可能なら3日間くらいこもって音造りに集中したいです。


技術を持った人は、そのテクニックを披露する事で、ある程度の満足感はあるかも知れません。

私は技術の披露をしたいわけではなく、

実体験から来るエピソードを歌にして自己表現をしているので

言葉を伝えたいんです。

その言葉がいつの間にか歌になっていたという形です。

そして出来れば、聴いて下さった方に寄り添う為に

極自然に口ずさんでいただける旋律を残す事を心がけています。

ここで私の尊敬する四角大輔さんの本の中から、

好きな言葉を抜粋してご紹介します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人間と動物の差は何から生まれたのか。

僕が大好きで勝手に信じている説は「歌った事」というやつだ。

歌う事によって、人間は他の動物とは違う存在になったという。

何かが心の中で弾けた時、その感情を叫ぶしかなかった。

水が不足すれば、雨が欲しいと空に向かって叫んだ。

好きな人に気持ちを伝えたくてどうしようもなくて、耐えきれずに叫んだ。

それがメロディを添えるようになり、

感情に音色を付ける様になり、

歌になったという。

一流のアーティスト達に共通する事。

それは全てをさらけ出す事に対して、

勇気があるだけでなく全く迷いが無い事。

一万人の心に気持ちを届けられるのは歌のうまさではない

有りのまま、まっすぐに思いを伝えたい、

その感情を解放出来る情熱だけだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さらけ出すという点においては

自分で作詞・作曲して、自分でピアノを弾き、自分で歌っているので

ありのままの、私らしさを伝えているつもりです。

2012年7月15日日曜日

No14・四角大輔



毎月サンクチャリ出版から新刊が送られてくる Sクラブ会員の登録してから


5冊目の新刊が届きました。

今までの中で一番、心に響いた本かも知れません。

「 自由であり続ける為に ~20代で捨てるべき50のこと~ 」



























著者の四角大輔さんとは3か月前にお会いし、ご挨拶させて頂きました。

レコード会社のアーティストプロデューサー時代に、7度のミリオンセールス、

CD売上累計2千万枚を記録。

平原綾香さん 平井賢さん などのアーティストのヒット曲の背景にいた方です。

3枚目のCDアルバムを制作中でアドバイスを頂いた時に

“曲を生み出せるあなたは魔法使いです!”と言って下さいました。

何だかスケールが大きすぎて、掴みどころがないと感じていましたが

今回の新作本を読んで、ど真ん中に揺るがない信念があるんだと分かりました。

どのページも、体験から生み出された深い言葉があふれており

こくんこくん頷きながら読ませて頂きました。

一人でも多くの方々に届けたいです。

如何に無駄を省いた人生を送るか・・・

断捨離の極みともいえる生き方に、私は何て荷物が多いんだろうと

ドキッとさせられました。

私は元々、誰かに負けたくないという発想は無いんですが

自分の気持ちに正直でありたいと思って生きてきたつもりです。

そこで一つご紹介。

ーーーーーーChase Nobady but Yourselfーーーーーーーーー

        「勝ちたい相手はゼロでいい」

負けたくないなら、勝とうとしなければいい。

自分のテリトリーだけに集中しよう。

生き方においては、自己満足を目指したヤツが最強だ。

常に目指すべきは、勝ち負けではなく、自己ベストだ。

周りを見るな。

向き合うべきは自分の心だ。

自分を楽しませることさえ出来ていれば

周りに素晴らしい仲間が集まって来るようになっているんだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ページの一部、特に印象に残った言葉を抜粋して並べてみました。

現実の生活に見失ってしまいそうになる

「本来の自分」 ありませんか?

現実逃避ではなく、自分が本当に生きていてよかったと思える瞬間を

大切にしたらいいんだ。

それだけで魂は喜ぶんだ・・・と思わされました。

No13・かずねえ

一昨日、7月13日

大好きなかずねえこと、田島和子さんのお母様のお通夜があり、

急遽、長男の保護者会を欠席し、静岡の清水まで行って参りました。

お通夜の情報が入った次の瞬間、身支度をしていました。

都内に出るのとは訳が違い、往復7時間以上かかる距離ですし、

帰りの事を考えると、現場にいられる時間はわずかしかないと予想されましたが、

それでも、何はともあれ、かず姉に会いに行きたい!と

体が向かっていました。

夕飯をぱぱっと作り、子供達への書置きをして

きちんとした喪服ではありませんでしたが、黒のワンピースを着て

髪をふり乱したまま、草薙駅までの行き方もよくわからないのに、

電車に飛び乗っていました。

私も主人の葬儀の喪主をした時、忙しい中にも

遠方から駆けつけて下さった友人の顔を見つけては、

只々有難くて、悲しみよりも感謝の思いでいっぱいだった事を覚えています。

だから、わずかな時間でも、実際に会って目を見て、手を握り、言葉を交わし、

同じ時間、空間を共にしたかった。



かず姉は私の理想とする女性で、昨年の12月、初めて出逢った時から

頭の片隅に住み着いていました。

今年のゴールデンウィークに静岡で再会し、ますます憧れるようになりました。

*「田島和子」で検索下さい

お花屋さんですが、ご主人と共にライブハウスを経営されており、

そのライブハウスに初めて入った時に、心がわくわくしたのを覚えています。

次にくる時はここで歌いたいと。

実際、2回目に訪れた時、30人の前でピアノの弾き語りをさせて頂いたわけなんですが

その時、8月のライブの依頼を受けました。

ライブまであと3週間しかないので、

お母様が亡くなられたばかりで、ライブは無理かと思っていましたが

お通夜で私の顔を見つけると驚いた表情で駆け寄って来て

“どうして?どうして?こんな遠くまでやって来たの?信じられない・・・

泣かないって決めてたのに~”と

目を真っ赤にして抱き着いてきました。

そして、“ライブ延期にしようか・・?”と言いながらも

“やっぱり、やろう!こんな時だからこそやってみよう!”と

自分に言い聞かせるように、言って下さいました。

8月4日(土)の午後、銀座シャルで開催します。



お母様のお顔を拝ませて頂き、ひたすら“ありがとうございます”を繰り返しました。

というより、その言葉しか出てこないんです。

“かず姉を産んで下さり、本当にありがとうございました。”

“かず姉を育てて下さり、本当にありがとうございました”

“かず姉を愛情溢れる女性にして下さったお母様に心からありがとうございます”

なんとも言えない、穏やかで、可愛らしい表情の、ほっと安堵したような

お顔をしていらっしゃいました。

90歳とのこと。

この7年間は、かず姉が介護をされていたわけなんですが

その日々は誰が見ても頭が下がるような懸命な尽くしようで

母娘の絆もどれほど深まったか知れません。

かず姉を母と慕う人は全国に大勢います。

もちろん私もその一人です。

てんつくマンや筒井のアニキ、古市佳央さん、ロックバンドおかんのメンバー、他

今、日本全国を飛び回って活躍中の人達は、かず姉から

たくさんの愛情をうけ、信頼され、期待され、育てられた過去があります。

“みんなのお母さんになりたいの” が口癖のかず姉。

こんな器の広い人に育てて下さったお母様に、ご挨拶出来て良かったです。

肉体を脱いで、これからはいつでもかず姉の傍に寄り添っていかれる事でしょう。


最終電車で帰宅。

家の中は出かけた時よりも片付いていて、

慌てて作っていった夕飯も綺麗に食べ切っており、

洗濯物も取り込んでいて、ほっとしました。

私の書置きの字体や内容に、子供達なりに感じるものがあったのかも知れません。


2012年7月14日土曜日

No12・新曲のレコーデイング

いつもの池袋のスタジオを借りて新曲を2曲、仮り入れしました.

 ーーーーーーーーー『私らしく あなたらしく』ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1 何物にもとらわれない、自由な心を持ち

  ありのままの自分を味わって

  あなただから託されたこと 

  その悲しみも、ときめきも、心に刻んで持ち帰ろう

  魂が喜ぶ瞬間を何度も重ねて輝かせ

  私らしく、あなたらしく

  寄り添って、補って、歩いて行く どこまでも

2 この名前もこの体も、自分で選んだから

  私だけのシナリオなの

  あなただから、私だから、当てられた使命がある。
 
  果たす為に出会ったの。

  生き通しの魂に還る。振り返れば元々一つ。
  
  出会う事、別れる事。どれ一つ欠かせないと

  知っているから歩き出せる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「悲しみの丘を越えて行け」は出来立ての曲ですが

長く歌って行きたい曲です。

【バックナンバー:7月号No7・新曲】

8月4日の静岡でのライブで、出来立てほやほやの歌を披露したいと思っています。


2012年7月13日金曜日

No11・薬膳料理教室

7月11日(水)

薬膳料理教室があり,

初めて参加させて頂きました。

場所は無農薬・無化学肥料の種の店、「たねの森」

こちらの会場にも初めて行きましたが

本当にいいところでした。

「おばあちゃんのお家」といった感じ。

古さが何とも言えず落ち着くんです。

家の中を通り抜ける風が、気持ちよくて何度も深呼吸をしました。

みきこさんを含み7人の参加者で、7品作りました。

私は黒豆(もちろん黒千石)バックナンバー

を使ったポタージュスープを担当しました。

              『 黒千石のポタージュスープとスライス玉ねぎのサラダ 』


豆腐団子の甘酢仕立てにも挑戦しました。

島豆腐を茹でた後に重しを乗せて完全に水抜きをし、

それを、すりごまと、ネギのみじん切りと、生姜のすりおろしとすり鉢で混ぜ合わせ、

団子状に形を整え、片栗粉をまぶして揚げる。

山芋は一口サイズに切って、揚げただけです。

後は、甘酢たれを作り、絡めるだけ。

美味しかったです。
『黒千石とナッツの混ぜご飯』

みきこさんの作る薬膳料理は材料からちゃんと吟味して用意されており

放射線対策も踏まえ

色々とアドバイスを頂きました。

お嫁さんに欲しい!

土鍋・土瓶をよく使っていらっしゃるようです。

味覚、臭覚も鋭そうです。

『黒千石のグリッシーニ』は上手に焼き上がり、

美味しくてたくさん食べてしまいました。

梅雨の時期は余分な水分が体に貯まりやすいそうで

豆類や穀類、海藻類に助けて貰おう!

という分けで黒千石をふんだんに使いました。

我が家でもここ2か月は、毎日黒千石入りご飯にしています。

黒千石を発芽玄米と一緒に炊飯器で炊くだけです。

先月、黒千石の発売元にパッケージの袋が破れやすいので

工夫してみてはと提案したところ、



今回こんな可愛らしいパッケージに生まれ変わって
丈夫な油紙のような質感で、くちゃくちゃ感もまたナチュラルで

私は気に入っています。

先月の我が家での「てんつくマンとの語り愛」でも販売させて頂きました。

この時代、安心して口に出来る物が少ない中

この黒豆に関しては大丈夫!

皆さんも、豆のパワーを頂いて、この梅雨の季節を乗り切ってみて下さい。

それと、玉ねぎのスライスは超簡単です。

私は自慢ではありませんが、スライス玉ねぎを毎日1個は食べてます。

胡麻油と醤油ともみのりを掛けて、

喜びながら食べてます。

季節柄、ご自愛のほどを。

2012年7月10日火曜日

No9・森日和さん

7月8日(日)

東京・中目黒のプラザにて、

「日本女性の美しい身のこなし」と題して

礼法講師・森日和さんのお話会がありました。

主催者が私の友人でしたので、参加させて頂きましたが、とても為になる内容で

本当に参加して良かったと感謝しています。

実践編として、和室のマナー、美しいお箸の使い方、美しい茶菓の頂き方等々・・

初めて知る事も多く、刺激的な時間となりました。

まずもって、日和さんが美しい!

そのたたずまいが、ため息が出るほど美しい・・・

一つ一つの仕草やお顔の表情を、うっとり眺めておりました。

それで目が合うと、同性ではありますが、もうドキドキしてしまい、

思わず視線をそらしてしまいました。

日本の礼法は全て「相手の為にある」というお話に、心打たれました。

具体的な例も挙げて下さり

日本文化、精神性に改めて誇りを持てた瞬間でもありました。

まずは相手の事を考え、自分の身の振舞い方を考える。

つまり相手への感謝で自分をいっぱいにすると、自ずと動きが決まってくる。

という分けなんです。

日本式のお辞儀は9種類もあるんだそうです。

神仏へのお辞儀も学びましたが、なるほど~と思いました。

お懐紙の使い方を知って、私も持ち歩きたいと思った次第です。



茶菓子を頂く時に、皿のようにも使えますが、

口を拭いたり、残った茶菓を持ち帰る時にも、またとっさのメモとしても使えます。

懐に忍ばせておく紙だから、お懐紙(おかいし)。

良いですね。

来た時よりも美しく、という精神で、ごみは必ず持ち帰る。

またお箸は箸の先1.5cmしか使わないんだそうです。

なので、箸置きに箸を置く時も箸全体の2割くらいを先に出すとの事。















汚れた部分が箸置きに着かないように置く

割りばしが入った紙を折って箸置きを作りました。

御茶碗を先に持つか、箸を先に持つか

答えはお茶碗です。

こぼしてしまわないように、先に茶碗を持つんだそうです。

それも実は相手の為なんですね。

歩くとき、座る時、立ち上がる時、向きを変える時、部屋に入る時・・・

全て、最小限の動きにまとめるのは

相手の空間を邪魔しないという精神なんです。

如何にこじんまりと、そして静かに動くかを究めていく感じです。

そしてその作法をわざとらしく行わない。

さりげなく、どこまでも自然に、当たり前のように、

マナーというものは、相手に気付かれないようにするんだそうで、

相手に知れたら、それはマナーとは言いませんとおっしゃっていました。

日和さんの口調があまりにも静かで、優しさに溢れていて、ゆったりとしていたので

私はとんでもない質問をしてしまいました。

“先生はイライラしたり、怒ったり、切れたりする事はないんですか?”と

“以前はよくありましたよ。でも変わりました。今はあまりございません”

それはもう、なんとも言えない笑顔でお答えくださいました。

一目でファンになってしまいました。

私も和服が似合う女性になりたいと思います。



2012年7月7日土曜日

No7・新曲

ーーーーーー悲しみの丘を越えて行けーーーーーーーー

1 この胸の中に寄せては返す、思い出の人達が彼方から

  声なき声で語りかけてくる、その声が聴きたくて浜辺に立つ

  もういいかい? まぁだだよ。

  月日が過ぎてもあの日を忘れない。

  悲しみの丘を越えて行け!
 
  波間に聞こえてくる愛しき人の声に

  涙をふき、見上げればそこには

  澄みきった青空がどこまでも続く

2 冷たい雨に体を震わせ、“全て流してくれ”と叫んだけど

  雨が降るから 虹も出るんだと

  少しずつ踏み出してここまで来た

  もういいかい? もういいよ。

  明日は来るから、どんな人にだって

  悲しみの丘を越えて行け!

  雨の中に聞こえてくる 愛しき人の歌に

  目を閉じて私は誓おう。

  生き抜いて見せるから 見守っていてね 一人じゃないから。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

昨年の東日本大震災で家族を失ったご遺族の方々のみならず

私自身を含み、大切な人を失った方への

メッセージソングになりました。

悲しみの丘を登っている時は、

その坂道が一体どこまで続いているのか計り知れませんが、

下り道は、その一歩一歩を踏みしめながら、味わいながら

未来への期待と希望も、携えながら降りてくる事が出来るような

そんな気がします。

悲しみを乗り越えようと、丘を登っていく自分も強いけれど

丘を下る自分は、更に強い!

登り切った経験を活かし、次への新たな自分を目指す為に

一度降りて来て、フラットな状態に返る。

人生山あり谷あり、

経験だけが真実。

その経験も、おそらく自分で選択しているのでしょう。

或いは、自分だからこそ託された経験なのかもしれません。

2012年7月5日木曜日

atogaki

何故、私はこうして体操教室を主宰し続けてきたのだろう?

続けて来ることが出来たのだろう?

こうして本を出版する機会を得て、改めてこの11年間を振り返って見ました。

結局、私自身の為だったんだと実感しています。

何とか人の健康の役に立ちたいとか、ストレス発散の場を提供したいとか

活き活きと日々を過ごして欲しいとか、

子育て中のお母さん達のコミュニケーションの場を作りたいとか・・・

人に働きかけてきたようで、実は、全て私が私らしさを極めて行く為のプロセスだったのだと感じています。

人前で指導する為には、自らが模範とならねば・・・という気負いもありましたが

でもそれはいつの間にか習慣となり、人に提供できる確実な内容を一つでも多く構築したいという

向上心を刺激するようになり、それが生徒さん達に伝わっていくと、その手ごたえが嬉しくて更にまた

出来る事を模索、探求して行くという流れが、いつの間にか出来ていました。

自分の体を実験台にして色々と試してみては、自己流のスタイルを作り、それを伝えて来ました。

実際の教室では、本編で紹介していないポーズもありますが、ここでは代表的な動きに絞って掲載させて頂きました。

全てパーフェクトにやらなくても大丈夫です。

出来るところから、やりたいところから、続けられそうなレベルから、気軽に取り組んで頂きたいのです。

自分流でいいと思います。

「正解」ではなく、「出来る事」を探して下さい。

体も性格も個人差がありますし、ストイックにやりたい人、ゆる~くやりたい人、人それぞれですから。

一番の目安はやっていて気持ちが良いか悪いか、ご自身の体と相談しながら取り組んでみて下さい。

毎日歯磨きをするように、体も磨く。習慣化されたらこちらのものです。

寝る前の歯磨きタイムに合わせて、何か一つポーズを決めて継続してみる。

これ位なら続けられそう・・・というポーズ一つでもいいんです。

それが「自分らしさ」に繋がってくるように思うんです。

これまでの人生を振り返って思うのは、

「人生とは自分らしさを極めること」ではないかということ。

理想の人、尊敬する人、目指す人が自分の中にある事は大変素晴らしいとは思いますが、

どんなに近づいても、決して他人になることは出来ないわけで、最終的には「自分らしさ」を築きあげて行く作業になるんだと思います。

オリジナル、オンリーワン、唯一無二、我が道、自分流・・・

自分ならではの世界を、自分の意志で、自分の創意、工夫を凝らし創り上げていくのが人生ではないかとつくづく思うんです。

色々情報を集め、「いいとこどり」で自分に合ったやり方を、自分で作ってしまうのも有りだと私は思います。

ぱくりのオンパレードでも、自分に合っていて居心地が良ければOKではないですか?

それを大勢でシェアするのも刺激的ですね。

~であるべきだ、とか、~でなければ とか、他人にも自分にも押し付ける必要はないと思うんです。

どんな時、自分の魂が喜ぶか、わくわくするか、未来を描けるか・・・そこにフォーカスして、そこに正直になる。

それだけで、だいぶ無駄は省けて行くように思います。

そこで、私の提案として身体性を利用してみては如何?という話になります。

人間の体は案外単純なもので、

うつむいて、背中を丸めて、わくわくという感情は起きにくいです。

なので、まずは胸を張って背骨をまっすぐにする。

いいことが無くても、とりあえずはいい反応をする。

目線を上げて、口角を引き上げるとか、笑うとか・・・

体を前向き体制にしてしまう。

例えば両目は前を向くように、後ろには付いていませんよね。

体をひねらないと、真後ろを見ることは難しいです。

人は元々前を向いて生きて行くようになっているんです。

体の姿勢と心の姿勢はリンクします。

何度も言いますが姿勢は大切です。
難しいポーズに挑戦しろと言っているわけではなく、

唯、気が付いた時には姿勢を正してみて欲しいんです。

姿勢を正すだけで見た目の印象が変わりますし、習慣化する事で、体系も変わって来ます。

そして発想法も変わります。恐らく人生も変わるでしょう・・・

「自分磨きは姿勢から」というタイトルそものものが、私の体操指導の結論と言えます。

No6・言葉のプレゼント

先月、我が家で行った「てんつくマンとじっくり語り愛」で  

参加者全員20名に私から送った言葉があります。

メッセージ内容は20通りで、自分でもはっきりとは記憶していないんですが

前日の夜、何だか「ひらめいて」思うがままに書きました。

どの言葉が誰の手に渡るか、それは神のみが知る

そんなわくわく感を持って書いてみました。

私自身から出てきた言葉もありますが、

いつかどこかで読んだ本の中から、また、誰かが語っていた話から

思いついた言葉を筆文字で書きました。

当日、終了直前に、参加者全員に

メッセージが入った封筒を、「直感の左手」で選んでもらいました。

・やり方ではない あり方だ

・喜ぶとエネルギーが内側からあふれ出す

・人と比べる前に、昨日の自分と比べる

・目的を持つと知識が知恵に変わる

・言った通りの人生になるとしたら何と言いますか?

・人間は負けたら終わりなのではなく、辞めたら終わりなのだ

・出来るか出来ないかではなく、どうしたら出来るか!

・欠点は欠点ではない、それはあなたに「欠かせない点」

・エネルギーの素は喜びや感激にある

・幸せだから感謝するんじゃない、感謝しているから幸せなんだ

・楽観こそ真の勇気だ

・すぐれた魂ほど大きく悩む

・何をしたいか明確になった途端に何かが起こる

・小鳥が空を飛ぶように創られているように、
 人間は幸福になる為に創られている。

・いまやっていないことは将来もできない

・喜べば喜び事が喜んで喜び連れて喜んでくる

・晴れの日には枝が伸びる。 雨の日には根が伸びる。

・Don't Worry ,Be Crazy!

・どこに行くのでも幸せと共に行きましょう。

・いらない物を手放し、本当に必要なものだけで生きる!


大体、こんな感じの言葉だったように思います。

懇親会の場で、誰がどのメッセージを受け取って

それについてどう感じたをかシェアし合いました。

そして有難い事に、10日以上が過ぎて、あの日受け取った言葉を

ご自身で書き写し、私の下に送って下さった参加者さんがいらっしゃいます。




















また今回の企画に対する感謝の葉書も何通か届いています。








また参加者さん同士が、今回の企画がきっかけで繋がっているとの事

本当に嬉しい事です。

突然、ひらめいた事をそのままにしていて

流してしまうよりは、とりあえず、動いてみる。

せっかくひらめいたのだから・・・

ごちゃごちゃ考えず、ピンときた自分の感性をある程度信じて、やれるだけやってみる。

それで、結果が期待外れであっても、行動に移した実績は残るわけで、

そこで懲りてしまわなくてもいいんですよね。

今回の企画はほとんど「ひらめき」でした。

こんな事が出来たらいいなぁ~と頭に浮かんだ事を、

ほとんど準備期間も無い中進めて行った分けですが、

イメージだけははっきりと頭にありました。

すると人数もすぐにいっぱいになり、結果、参加者さんにも喜んで頂けて

こうして終了後も連絡を下さるので、やって良かったと思っています。

次回は会場を変えて開催しようと思っています。

「ひらめき」って、どこから来ると思いますか?

自分の潜在意識からですかね?

神様からでしょうかね?

そもそも、不可能な事は、頭に思い浮かばないんだそうです。

つまり、可能な事しか考えられない、

浮かんだという事は、それが出来ることだからなんだそうです。

思い浮かんだ事に心がわくわくして、どんどんイメージが湧いてくると

それはもう、やるしかない。

周囲が色々な理由を付けて、反対してきても自分の心が納得できない。

そんなことがありますよね。

自分に嘘をついて、人の言葉に従ってばかりいると、

残念ながら、そのうち、ひらめく事も無くなってきてしまう。

『 鳥肌は嘘をつかない 』という言葉が好きです。

何かに心がわくわく反応するって、年齢は関係ないと思います。

そこで、ご紹介。

私が5月に参加したてんつくマンとアニキのワークショップで

同じように、直感の左手で選んだカードにはこんなメッセージが書かれていました。

その後の私を勇気付けてくれている、てんつくマンの言葉です


『あなたに

届いている

ひらめきは

愛から

届いています

だから

信じぬいて下さい』

      てんつく

No5・お騒がせしました


いやぁ~、この度の発疹の件では、ずいぶんたくさんの皆さんにご心配頂き、

恐縮しております。

辛い事を辛いと、そのまま露わに書き連ねた我儘なブログに対して、優しいお心遣いを賜りまして頭が下がります。

本当に感謝しています。

昨日、処方された薬が効いているのかどうかを診て頂きに再診に行きました。

かなりきつめのステロイドではありますが、もう少し塗り続けるように指示されました。

今、痒みはほとんどありません。

小さな発疹がまだ少し残ってはいますが、再び暴れ出すことの無いように

愛を送っているところです。

痒くて目が覚めていたので、朝、痒くない状況が只々有難くて。

「何ともない」 この状態が何と幸せな事か・・・

全て健康があって、成り立つことですね。

今、今月出版予定の本のあとがきを書いている最中です。

痒みの中でイライラしながら書かずに済みそうです。

これも有難い事です。

どんなあとがきになる事でしょう。

2012年7月4日水曜日

No4・お陰様で

長く続いた、発疹の痒みからようやく解放されました。

でも、体中に引掻き傷が残ってしまいました・・・

まだ多少の発疹はありますが、ピークに比べたらおとなしいもんです。

痒みのストレスは恐ろしいですねぇ

どうにかなってしまいそうでした。

これほど強烈なメッセージがあるでしょうか?

お腹が空けばグーっとなりますし

眠くなればアクビが出ます。

食べすぎればお腹がきつくなります。

変な物を食べれば下痢をしたり、お腹が痛くなったり、吐いたりします。

日に焼ければ肌が黒くなったり赤くなったりします。

転んで擦りむけば血が出ます。

重い物を持つと腰が痛くなったりします。

細かい作業を続けると目が疲れたり肩が凝ったりします。

体から届けられる信号をキャッチして対処方を考えますよね

でも、原因が特定できない蕁麻疹や発疹からくる非日常的な痒みは

いったい何が原因だろう・・?と、生活を振り返らざるを得ず

大袈裟ですが、過去、現在、未来、を見つめるきっかけになりました。

しかも痒みの最中に誕生日を迎えたので、尚更、人生を見つめ直してしまいました。

たかが蕁麻疹ですよ。

でも、経験した事の無い痒み故にあれこれ考えてしまった分けです。

結局オーバーワークだったと反省しているところですが、

変な責任感もありました。

頼まれごとを断りきれないところがあって、決して完璧主義者ではないんですが・・・

また、最近、自己肯定感が低かったようにも思うんです。

ついつい自分にきついジャッジを下してしまい

反省ではなく自己嫌悪にハマっていました。

それは精神衛生上、体にとっても決して良くないですよね。

というか、拒絶反応が出てもおかしくないですよね 。

でも、不思議とそんな時は曲が書けるんですよ。

自分を立て直す為に、もがいていると、どうしてもピアノに引き寄せられてしまう。

いつものパターンですが、自分の曲が癒してくれるんです。

もう一人の自分が、しんどい自分に届けてくれる、自分の為の応援歌。

そうやって支えてくれた自作の曲は、結局、他人をも支える事になるんですね。

嘘ではない、実体験から生まれた歌だからでしょう。

だから、嬉しい時、楽しい時、気持ちのいい時は、あまり浮かんでこないんです。

わざわざ歌に残さなくても、そこで喜んでいれば済みますから

“歌に助けて貰うしかない!”

そんな限界状態の時に降って来るんです。

という分けで、今回、発疹の痒みの中で新曲が生れました。

痒みがテーマの歌ではありませんよ!!(^^)!

先月もあれこれ悩んでいる最中に降りてきた曲があります。

『 私らしく あなたらしく 』 という曲は、最後のシーンを大勢で合唱したい曲です。

来月の静岡での私のソロライブで歌います。

というわけで、トンネルから抜け出た感覚があります。

突然のキャンセルでご迷惑をかけてしまった皆様、大変申し訳ありませんでした。

間もなく復活します。

『体の言い分を聞く』 これが今回の私の本のテーマだった事に

実体験を持って気付かされました。

なので、この発疹も、痒みも、神様からのギフトだったと感謝してます。

2012年7月1日日曜日

No3・はづき虹映さんからのプレゼント

6月30日

有楽町の国際フォーラムにて

尊敬する作家、はづき虹映さんのグループセッションに参加させて頂きました。

「人間関係」がテーマでしたが、

職場での人間関係、親との関係、子供との関係、夫との関係、姑との関係

恋愛関係、・・・

様々な人間関係の中で生じる問題を問いかけて、その解決策を答えて貰うという

スタイルでした。

結局、“どうしたらいいのでしょう?”という問いかけに対して

“どうありたいのか?”を問い正されるパターンで、

最終的には、自分で何を願っているのか

何故、そう願うのかを 掘り下げて行く作業をした分けです。

ちょっと一歩引いて自分を見つめてみる。俯瞰する。

例えば、同じところで悩み続けている時

洗濯機の中でぐるぐる回されている状態の自分を

洗濯機を操作する側に立って見つめる。

回される自分から、それを見つめる自分に位置を変えると

あぁ~今はこんな状態なんだねぇと、状況が読めたりするんですね。

そして、この状況をしっかり味わっておいた方が良いんだと分かったりする。

冷静さを失いかけている時にこそ、必要なプロセスですね。

考えて見れば、私も子供達に

“お母さん、どうしたらいい?”と聞かれても、答えに困りますが

“お母さん、〇〇したいと思うんだけど、どうかな?”と聞かれると

“いいんじゃない”とか“やめた方がいいと思うけど”等と

答えやすくなります。

22日のてんつくマンの話にもありましたが、「漠然と悩まない」という事なんでしょう

悩む事が悪い事ではないという結論です。

悩んでいたいだけなのかも知れないし・・・

悩んでいる自分を、遠くから “今、悩んでいるのねぇ~” と

見守ってあげるくらいの余裕を持ちなさいと。

答えは外側にあるわけではなく、誰かが提示してくれるわけでもなく

いつも自分の中にあるという事なんですね。

「問い」と「答え」は二つで一つ。

「問い」があるという事は、「答え」は既に用意されて分けです。

帰り際、はづきさんから誕生日プレゼントとして

サイン入りの新刊を頂きました



















子育ての本です。

27のルールを紹介していますが、私も4人の子供の母ですから

そう、そう、よくわかる。と、納得できました。

1、「教える」のではなく、「伝える」「分かち合う」

2、「教育」ではなく「共育」。親と子が共に愛と絆を育みながら、
  
  一番大切なことを“思い出す”。

26、「正しい答え」より「楽しい答え」を選ぶ。

親だけはなく、子供の教育に関わる方々に是非とも呼んで頂きたい一冊です。

No2・発疹


実は、人生初めての発疹の辛さを通過しています。

原因は不明ですが・・・・

3週間前両腕だけだったのですが、それが首に上がってきて、ついには顔まで。

もう誰の顔だか分からないくらい凸凹状態。

子供達も同情してます。

耳の中にも広がって、気が狂うほどの痒みです。

昨日はついに背中や腹部にも・・・

今朝は太腿にも。

先週、病院に行くと医者が驚いて、直ぐに注射を打ってくれたのですが、

さほど効果はなく、薬を処方してもらったにも関わらず、ひどくなっていく一方で

痒みとの戦いです。

さすがに顔をひっかくわけにはいかず、冷やして誤魔化しています。

ピンチはチャンス

この体のピンチに、何かしらのメッセージがあると、必死に問いかけています。

天候の不順で暑かったり寒かったり、

睡眠不足の日々が続いたり、

忙しすぎて、体の声を聴いていなかったり,・・・・

出来る事は無いかと

水分を多めに摂ったり、たくさん寝たり、自宅用のサウナに入ったり、

自分の体をよ~く見つめてみました。

きっと、節目なんだと思います。

“悪い物を全部出し切って、再出発しろ!”

とでも言われているような気がしています。

新生復活の儀式とでも言ったらいいでしょうか。

誕生日をこんな状態で迎える事になってしまいましたが、

何だか、これも意味がある様に思うんです。

最悪からのスタート故、良くなって行くしかないでしょう?

これまでを振り返り、ちゃんと清算してからでないと

前には進めないように思います。

先日、大事な会議が入っていましたが、思い切って欠席しました。

今までの私には考えられない事です。

無責任な事は許されないと。

でも体を優先しました。

力を抜く事を自分で許可したというか、

予定を次々とキャンセルしながら、それを後ろめたいと思わない自分を再発見しました。

優先順位として、今はまず体を休める事が先決だと。

無理をしてきたことに、よほど責任を感じました。

バッテリーが切れた状態で、人の為に~なんて、とんでもない。

誰の為にもならないですよね。

外出は控えて、充電する事にしました。

というか、顔が人前に出れるような状態ではないので。

ドクターストップならぬ、体ストップが解除されるまでおとなしくしていようと思います。

今回の私の本のテーマ「体の言い分を聞く」を自らが怠っていたのかも知れません。

反省。
皆様もどうか ご自愛のほどをー。

No1・誕生日

6月30日、私の誕生日

たくさんの方々からお祝いのメッセージを頂きました。

手紙、フェイスブック、メール、電話、・・・

その数に驚いています。

有難い事です。

“生れてくれてありがとう”

“出逢ってれてありがとう”

たくさんの愛情のこもった言葉を貰い、幸せに思います。

生花も届きました。
花は良いですね。

花の嫌いな人はいないでしょうけれど、

健気さを感じます。

改めまして誕生日メッセージを届けて下さった皆様のお心遣いに

感謝申し上げます。

人生の折り返し地点を過ぎてなお、これからが本番だと自覚しております。

私は転生を信じていますので、
 
時々、前世の自分に思いを巡らせる事があります。

このように節目を迎える時は特に立体的に自分を見つめてみます。

この激動の時代、この国に、女性として生まれた分けですが

それらは皆、自分で選択したことであり、

それを神様に許可して頂いたのだと思っています。

きっと色々な宿題を抱えて生まれて来るのでしょう。

人生をやり直すと決意してくれた自分は偉いと思います。

生きて行くことは大変な事です。

面倒なことだって、たくさんあります。

思い通りにならないことの方が多いですし・・・

それでも、全て承知の上で、もう一度挑戦している自分を誇りに思います。

目には見えないけれど、きっと応援して下さっているご先祖様達も

たくさんいるのでしょう。

あと何回、誕生日を迎えられるか分かりませんが

歳を重ねるごとに感謝の量が増えて行く事は確かです。

これから、ますます感謝、感動、感激の数を増やし、

豊かな人生にしていきたいと思います。