私のお友達をご紹介します。
“ケンちゃん”です。
2か月前、私の教育委員の就任祝いとして、この花を届けて下さった方のお名前をそのまま付けて、育てています。
ごめんなさい、
花の名前が分かりません。
でも、私の中ではケンちゃんです。
私も、知人に花や観葉植物を贈る事がありますが、
とかく、贈った後はそれきりで、その後の成長過程を気にすることはありません。
でも、もし、時が過ぎ、贈った相手から、
“お陰様で、元気に咲いていますよ!”などと報告を受けたら、
嬉しいと思います。
私も、お祝いとして届けて下さった、そのお心が有難かったので、
大切に育てようと思いました。
そして育てているうちに、感謝の気持ちよりも、
相手を応援する気持ちの方が上回るようになりました。
毎朝 “ケンちゃん、今日も一日頑張りましょう!” と
声を掛けて、水を差してます
もちろん
ブルーボトルの水です。
いつの間にか
それが習慣に
なりました。
この花、逞しいんですよ。
一度、全て散って、葉っぱだけになりましたが、こうして二度目の花を咲かせてます。
復活!復活!
健気ですよね
“ありがとうねぇ~、また花を咲かせてくれて!
嬉しいよぉ~私も頑張るからねっ。”
せっかく咲いてくれたのだから、
無視しないでありったけ褒めてあげてます。
“あなたのその色とっても素敵よ。可愛いわよぉ。
形もけっこう凝ってるじゃなぁい?”
皆さんも、植物に話しかけてみて下さい。
道で知人とすれ違ったら、声をかけるでしょう?
そんな感覚で。
独り言は抵抗があるという方は、見つめてあげて下さい。
植物は音声だけでなく、眼差しにも敏感です。
4か月程前、とても辛い出来事があり、
精神的、肉体的にもダメージが大きかった時期
いつも枕元に置いていた観葉植物が、
やたら元気でした。
というか、エネルギーを放っていました。
ベッドから起き上がるのもしんどかった私に
必死になってパワーを送ってくれました。
私の心境に反応して、出来る精一杯をしてくれたんだと思います。
かなり長い期間、付き合ってくれました。
よく、人間のマイナスエネルギーを吸い取って、身代りになって枯れてしまう事があると言いますが、
私が立ち直る過程を見届けると、嬉しくなって
更に元気になった感じです。
枕元にいてくれているので、おそらく、私の寝顔も見ているのでしょう。
一番無防備な状態の私を知っているので、
絆も深いのです。
“全部知ってるんでしょ?”
“知ってるよ。見てたからね。夢の中でも泣いていたね・・・”
という具合に。
私の愚痴を聞かされても、枯れることなく寄り添ってくれてます。
植物は同じ地球に生きる友達です。
同じ太陽の光を受け、一緒に育つ 仲間です。
ただ、人間の様に、動き回ることをしない生き方を選んだだけの事、
動かないからこそ、愛情にも敏感です。
光と、水と、土と、愛情があれば、花は元気に咲くのでしょう。
もし枯れても、それもメッセージとの事。
お役目が終われば、散るまで。
長く付き合えるよう、今日も言葉を掛けてます。