9月17日(土曜日)
次女と長男の通う中学校の体育祭が開催されました。
私はPTA役員をしているので、保護者競技に参加しました。
自分の中学時代を思い出してしまいました。
実は、こう見えても、小学4年から高校3年まで、リレーの選手でして・・・
“カモシカ”というあだ名で呼ばれていました。
今でも “位置に付いてぇ、用意!”という言葉を聞くと
血が騒いでしまいます。
私は器械体操部に所属していましたが、日高市内の中学校には器械体操部がないのがちょっと残念です。
結局、体育科に進み、一通り運動全般を学び
体育の教職課程を取るために、秋田の母校で3週間の教育実習をしました。
中学生達の底知れないパワーに、毎日毎日、刺激を受けながら
体育教師への夢を膨らませていましたが
学校という、社会の枠組みの中で生きる事に、どこか抵抗を感じていました。
結局、今、自分で体操教室を開き、体操を教えている分けですが
私自身が楽しんでいます。
それにしても、中学生達はパワフル!
グラウンドを走る彼らの、真剣な顔、鍛えられた肉体、真っ黒に焼けた肌、
とにかく、手を抜いている子はひとりもいないんです。
我が子が、リレーで前の走者を追い越しそうになると、
もう、気持ちは一緒に走ってました。
そして、追い越した瞬間、ガッツポーズ。
観客席では、保護者の方々が自分の子供だけでなく
子供の友達や、近所の子供達にも熱い声援を送っているわけです
緊張していそうな子供には、“頑張れぇ”ではなく、
“力を抜いてぇ、”とか “楽しめぇ~”とか
自分の身内以外の大人たちに応援されて、悲しむ子はいませんよね。
その声援に精一杯、応えようと、歯を食いしばる姿は
本当に美しい。
中学校の運動会に、これだけの保護者が集まること自体、
素晴らしい事だと思います。
親バカになってしまいますが、
私の長男は“絶対、観に来てね!”と言いました。
私が“、応援しに行くからね。頑張ってね” と言うと
“ 僕の為じゃないよ、青団の応援をしに来てよ。必ず優勝するからさ” と。
自分個人よりも、青団の事を考えていたんです。
団体戦にむけての意識が、ちゃんと育っている事に
私は小さな感動を覚えました。
彼はクラスでは学級委員長を務めているのですが、
それが、かなりしんどいらしく、愚痴をこぼすことがありました。
でも、いい加減にやっていない証拠でもあると感じています。
担任の先生に言われました。
学力や体力だけでなく リーダーシップを持つ為には
リーダーというポジションに置かれなければ、学べない内容があるから
クラスの長になれたのは、貴重な事だと。
将来、必ず役に立ちますよ!と。
そう言えば、私も、部活では部長を、クラスではクラス委員長を、
その他、いつも長の付く立場に立たされていました。
今、保護者になっても、PTA役員の委員長、地域の育成会の会長等
結局、リーダーの立場を与えられてしまいます。
正直、大変です。
でも、そのポジションからしか学べない事があると言い聞かせ
やだやだではなく、どうせなら、楽しんだ者勝ちと思って
取り組むようにしています。
そうそう、運動会の応援の一つとして、児童達が描く絵がありますので
ご覧下さいませ。