2011年9月27日火曜日

No20・秋田弁で朗読会

以前ブログで紹介しました、『さんだ』という御惣菜屋さん。


お陰様で、私がお連れしたお客様や、私のブログを見て訪ねて下さった方が

常連さんになって下さっているようで、本当に嬉しく思います。

まだ 『さんだ』の御惣菜を召し上がっていらっしゃらない方、

初来店の時には、是非「秋田出身の長谷川さんの紹介で来ました!」と伝えてみて下さい。

今日も、ある方から「長谷川さんの名前を出したら多めに御惣菜を頂いた」と、お礼の電話がありました。

昨日は日高市在住の画家、又野龍也さんと “さんだ” で昼食をご一緒にさせて頂きました。

又野さんはTBSテレビ『日本むかし話』の演出、作画家として活躍されていらっしゃっいました。
恐らく、日本人なら一度は又野さんの絵を目にした事があるでしょう。

高麗神社にも展示してあります。


来月、『さんだ』でライブを行う事になりました。

弾き語りと、秋田に伝わる昔話の朗読をします。

しかも秋田弁で。

その日は、会場に又野さんの作品も展示する予定です。

10月23日(日) 会場=pm1:30  開演=pm2:00~ 終演=pm3:30

チケット:1000円(コーヒー&デザート付)

チケットは 『さんだ』で直接購入出来ます。先着順

また私にご連絡いただいても構いません。《042-989-3824》長谷川まで

駐車場は限りがございますので、なるべくでしたら、徒歩か・・・

すぐ目の前にヤオコーやツタヤがありますので、

お買い物をされて、そちらに止めて頂く事も可能かと思います。


さぁ、秋田で生まれ育った私の本格的秋田弁、

果たして埼玉県の方には通じるでしょうか?



日本標準出版の『むかし話シリーズ』の、秋田県バージョン。

秋田で語り継がれてきた昔話が、秋田弁そのまま活字に表されています

私の小学時代の社会科の先生が、この本の中で3作品書いています。

ライブ当日はその中の一つ、『八郎太郎物語』を、ご紹介しようと思っています。

他にも、私が幼い頃 父に、よく語って貰った『三枚のお札』などが入っています。

私の父は、いつも何も見ず、素語りで、いろいろな話を聞かせてくれました。

絵は一度も見ていないのに、当時、頭に描いていた情景が、

絵本よりも明確に記憶に残っているのが不思議です。

そして何度聞かされても、飽きる事がないのです。

話の一番最後に、締めの言葉として必ずこう言います。

『 とっぴんぱらリんのぷー! 』

未だに意味を把握できずにいます。

あらすじはよく知っているのに、安眠剤の様に、毎晩せがんでいました。

特に 『ヤマタノオロチ』 は大好きで、私は父の言葉そのまま暗記してしまいました。

そして小学2年生のある日、私は教室で『ヤマタノオロチ』を何も見ずに

クラス全員の前で発表しました。

その時の状況が未だに記憶に残っているなんて・・・

こんな年齢になっても、むかし話は 子供心を呼び覚ましくれます。

是非、聴きにいらして下さいませ。

又野さんの作品だけでも見応えがありますし、

それから美味しいコーヒーと、デザートでお腹も満たされるでしょう。

そして、秋田弁の昔話を聞きながら、非日常を満喫して頂けたらと思います。