2月4日(土)
公民館主催の「断捨離」の講演会に参加しました。
ずっと楽しみにしていた講演です。
講師は心理療法家の川端のぶこ先生
以前、本で読んで、スイッチが入り断捨離に挑戦しまして、かなりスッキリした事がありましたが
いつの間にか、家の中がごちゃごちゃになっていましたので
このタイミングで講座を受けられて良かったです。
講師の一言一言が、あまりに納得のいく言葉ばかりで、興奮状態です。
参加者はグループごとに、ディスカッションする機会があるのですが
例えば、「何故物を捨てられないのか?」というテーマで話し合うと
やはり皆、同じような理由が上がるわけです。
第一に上げられるのは、“ もったいないから ”
でも講師が言うんです。
“ 使わないでいる方がもったいない ”と。
“取って置いたらもったいなくないの?”と
そしてきっぱりと
“ もったいないから買わないんでしょう? ”
「もったいない」は捨てる時ではなく、取り入れる時に使う言葉ですと。
それから、“いつか使うかも・・・、もしもの時の為に・・・・”
すると講師は“いつかは、大抵来ません!未来は誰にも分かりません!”と。
今を生きなくてはならないのに、未来を後悔したくないからと物を貯め込むことで、今を犠牲にしていいんですか?
後悔するとは限らず、たとえ後悔したとしても対処できる智慧を備えているものです。と
物を蓄えておかないと生きていけないような時代ではありません。
飢餓の歴史、保存の歴史から切れ変えられずにいるんです。と
それから“人から貰った物だから”という引っ掛かり。
それに対してもきっぱり、
“貰った時点で全てのやり取りは完結しています。物に気持ちを託しただけの事、物は象徴!”
相手から貰った物を捨てたとしても、その人を捨てたことにはならない分けで
邪魔だなぁと思いながら、置いているだけで、マイナスエネルギーを受け取ってしまう。との事
そして “思い出の品だから・・・”
講師、曰く
“それは、今後役に立つ品ですか?”
物が消えても、心がちゃんと記憶している。思い出は全て形として置いておかなくても、心の中に留めておけば良い。大事な物ほど心に残っている物ですね
それと “高かったから・・・”
それに対しては
“維持していく方が高く付きます”と。
それでも捨てられなかった時、自分に質問してみる内容
①命や健康を守るのに役立つ?
②目標達成に役立つ?
③問題や悩みを解決してくれる?
④好ましい気分をもたらす?
⑤火事になったら撮りに戻る?
⑥棺桶に入れて貰いたい物?
⑦死後、残された人達に胸を張って見せられる物?
そして、これは究極的質問だと思いますが
人生を振り返って最も感謝した事は?
最も後悔したことは?
もう一度人生があるとしたら真に必要な事は?
物をいっぱい持ったことが幸せと答える人はいないし
もっと稼ぎたかったと後悔する人もいない
最も感謝した事は生を受けた事、人との絆を結んだ事
後悔した事は、自分に正直に生きなかった事
そうか・・・足りないものなんてないんだ。
もう既に、事足りているんだ。
全てはうまくいっているんだ。
シンプルは豊かさだとわかる気がしました。
講師の言葉の中で一番響いた言葉
『自分の家がパワースポット! 家がまるで神社みたいにすがすがしい空間』
無駄なものが一つも無く、ゆとりある空間に風と光がどんどん入ってくる
物の詰まりが、心の詰まり
片付いた空間に自分が癒される。
ため息ではなく、深呼吸したくなる空間。
理想ですねえぇ~
でも捨てるだけで、物の詰まりが取れて、人間関係も、仕事の面でも通りが良くなるのでしたらやって損はありませんよね
捨てようか捨てまいか迷ったら、先ほどの問いかけを自分にしてみたらいいんですよね
“使うか、使わないか”、であって、“使えるか、使えないか” ではないんです。
使わないのはゴミ
〝 とりあえず ” も無し。
最低限で勝負!スターティングメンバー・第一群だけで勝負
もしも自分が物の立場だったら、使って貰いたいですよね。
押入れの奥にしまいこまれて、いつ日の目に浴びるか分からないまま、その時をじーっと待っていたら、いつの間にかその思いが怨念になってしまいそう
物は使ってこそですから、使わないでしまっていては確かに可哀相です。
今を軸にする。
過去と未来で図るのではなく、今現在、必要かどうか?
そのものを見て、わくわくするか、ときめくか
う~ん・・・
そうでもないかなぁ。 それは思い切って “ ありがとう ” と言って捨てる。
私も、ダンシャリアン になります。
いつでも人を通せる家にします!
時間がかかりそうですが、挑戦します。
自分の家が神社の如くになる様に・・・・