2012年7月22日日曜日

No16・3枚目CDアルバム

3枚目のCDアルバムのタイトルは

『 ありがとう おめでとう 』に決まりました。

8曲入りのアルバムで、もちろんどの曲も思い入れはありますが、

大好きな言葉、ありがとう と おめでとう を まずもって伝えたいので

この歌だけは、歌詞を手書きにしました。

手作り感たっぷりのCDジャケットにする為にちょっと工夫してます。
スタジオに入ると何時間でも歌っていたいし、

どこまでもアレンジに拘りたくなってしまう。

アイディアがどんどん湧いて来て欲が出てきてしまう。

コーラスももっともっと厚くしたいと、凝ってしまう。

でも限が無いので切り上げてしまうのですが、

可能なら3日間くらいこもって音造りに集中したいです。


技術を持った人は、そのテクニックを披露する事で、ある程度の満足感はあるかも知れません。

私は技術の披露をしたいわけではなく、

実体験から来るエピソードを歌にして自己表現をしているので

言葉を伝えたいんです。

その言葉がいつの間にか歌になっていたという形です。

そして出来れば、聴いて下さった方に寄り添う為に

極自然に口ずさんでいただける旋律を残す事を心がけています。

ここで私の尊敬する四角大輔さんの本の中から、

好きな言葉を抜粋してご紹介します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人間と動物の差は何から生まれたのか。

僕が大好きで勝手に信じている説は「歌った事」というやつだ。

歌う事によって、人間は他の動物とは違う存在になったという。

何かが心の中で弾けた時、その感情を叫ぶしかなかった。

水が不足すれば、雨が欲しいと空に向かって叫んだ。

好きな人に気持ちを伝えたくてどうしようもなくて、耐えきれずに叫んだ。

それがメロディを添えるようになり、

感情に音色を付ける様になり、

歌になったという。

一流のアーティスト達に共通する事。

それは全てをさらけ出す事に対して、

勇気があるだけでなく全く迷いが無い事。

一万人の心に気持ちを届けられるのは歌のうまさではない

有りのまま、まっすぐに思いを伝えたい、

その感情を解放出来る情熱だけだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さらけ出すという点においては

自分で作詞・作曲して、自分でピアノを弾き、自分で歌っているので

ありのままの、私らしさを伝えているつもりです。