2011年11月2日水曜日

No3・高麗川中学校・音楽祭

11月2日(水)

日高市サブアリーナにて、高麗川中学校の音楽祭が開催されました。

これまで、合唱コンクールと呼んでいましたが、今年から『音楽祭』として

生まれ変わったとの事。

今、高校2年生の長女は、中学時代3年間ピアノ伴奏を務めました。

毎年、娘以上に私の方が緊張して、客席に座ってました。

今年は、私がPTAと教職員のコーラス隊のピアノ伴奏を務めました。

自分の弾き語りライブでは緊張しないのに、

人様の伴奏となると、

もう、生きた心地がしませんでした。

心臓が飛び出しそうとはこのような状態の事を言うんだぁ~と実感しました。


決して納得のいく演奏ではありませんでしたが、とりあえず、弾き切りました。

『 ありがとう 』という曲の持つ力に、会場が巻き込まれた感じでした。

前奏直後に、いきなり生徒達の手拍子が始まり、

その手拍子が会場全体に広がり、

会場のあちらこちらから、それぞれの担任の先生の名前を呼ぶ掛け声が飛び交い

私のピアノ伴奏の音がかき消されるくらいでした。

結局、その大きな手拍子は歌が終わるまで続いたので、

私にとっては、メトロノームのように、リズムを刻んで貰えたような感じです。


        演奏終了後、お礼の花束を頂きました。

今年は長男がクラスの実行委員として頑張りました。

結果は優秀賞。

次女のクラスは、最優秀賞でしたので、この後、日高市全体の合唱コンクールに進みます。

朝練を続けた甲斐がありました。

親子で想い出に残る音楽祭となりました。


審査を務めて下さった、所沢市教育委員の石井先生が総評を下さいました。

高麗川中学校の演奏を聴いていて『静』を感じたとの事。

歌だけでなく、人の言葉を聞く姿勢がとても良いと、感心していらっしゃいました。

まず 静かに聞く。

音楽は耳を澄ませて、聞く事から、始まるという話をされました。

音楽性、感性、意気込み、のレベルが非常に高いと驚かれていらっしゃいました。

特に3年生の“聴いて欲しい!”という熱い思いに圧倒されそうになったと。

音楽祭終了後、石井先生と個人的にお話させて頂きましたが、

高麗川小学校の吉原敦子先生の本格的な指導が、大きく影響しているのではと
話されていました。

私の4人の子供達だけでなく、私自身も吉原先生からかなり影響をうけました。

家族での夕飯時に、吉原先生の話題が出るくらい

家族全員が大好きな先生です。

埼玉県教育委員会から、優秀教員の表彰を受けています。

また、はつらつ先生としても表彰されていらっしゃいます。

我々家族が年度の途中で、八王子から引っ越しして来たばかりの時、

それから、主人が亡くなった当時

“お子さん達は任せて下さい!学校にいる間は、私達がちゃんと面倒見ますから。

心配しないで、私達に任せて下さい!”

と、力強く話して下さいました。

本当に、よくよく、目を掛けて下さいました。

様子が気になるようなことがあると、報告して下さいました。

いざとなったら、吉原先生に相談しようと、どこかで頼りにしている私です。

こんなに実力もあり、人格的に素晴らしい先生から音楽を学べる子供達は幸せ者です。

ちなみに、私はこれまで何人もの人から、

特に、高麗川小学校の児童達から吉原先生に似ていると言われて来ました。

申し訳ないと思いつつ、実は・・自分でも自覚してます。

外見だけでなく、共通点もあります。

お互い人生のパートナーを40代で亡くしている事。

痛みを共有できる先生です。

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