2011年11月16日水曜日

No13・武蔵台小学校

11月11日(金)

日高市武蔵台小学校で,

平成22年度、23年度 委嘱 日高市教育委員会・日高市教育研究会

埼玉県生活科・総合的な学習の時間 教育研究会が開催されました。

テーマは

「身近な自然に自ら関わり、共に課題を探求する児童の育成」

私は日高市教育委員を代表して出席して参りました。

武蔵台小学校の校舎に初めて入った分けですが、

とにかく、校舎内から望む景色が素晴らしい!

山を削って建てられたので、周りに自然が多く、

高台ならではの開放感がありました。

当日は雨で、遠くの山々が霞んでいましたが、

快晴の日はそれは見事だろうと思われます。

野口校長先生とは初対面でしたが、お人柄でしょうか

とても親しげに校内を案内下さり、私も、わくわくしながら

あちらこちら、好奇心を持って拝見させて頂きました。

昨年、耐震工事が完了したばかりとの事で、校舎内は新しい雰囲気がしました。

驚いたのは、廊下が2色になっている事。

階段、壁、床、・・・全体的にパステルカラーが使われており

校舎内を歩いているだけで、気持ちが明るくなる気がしました。

色が与える、精神的影響力は大きいと感じます。

グレーばかりの配色だと気が滅入ってしまいそうです。

校長室の壁はなんと淡い黄色で、温かく、また、愉快な気分にさせてくれるような独特の雰囲気がしました。

そして、目を引いたのは、世界各国の珍しい楽器。

初めてみる物が多く、興味深く拝見していると、野口校長先生が解説して下さいました。

私はシンガーソングライターとして人前で演奏する機会が多いですが

基本、キーボードかピアノの弾き語りなので、

音を提供する者として、たまに、このような楽器を使って見るのも

新鮮で楽しいかも知れないと思ってしまいました。

校舎の敷地内に山がある学校は、めったにないと思いますが、

武蔵台小学校は、元々山を切り崩した場所にあるので、その跡が残っているとの事。

自然豊かな環境を活かし、斜面にタイヤが組み込まれていたり

木々の根っこが顔を出していたり、

児童のお父さん達が作製したという木製のベンチが校庭のあちらこちらにあったり

その他にも、様々な工夫がみられ、子供に返ってしまいそうになりました。


この夏休みに、次男がこちらの小学校で遊ばせて頂いた事があり

帰宅後、目をキラキラさせて報告してくれました。


“おもしろいものがいっぱいあったよ、学校じゃないみたい、アスレティックで遊んだよ”

と、興奮冷めやらぬ様子。

“あっちの学校に通いたいなぁ~”

只でさえ、子供は遊びの天才ですから、初めてのよその校舎に刺激され、

色々と遊びのイメージが湧いてきたのでしょう

野口校長先生から案内して頂きながら、息子が私に伝えたかった感動の一つ一つを確認出来ました。

ビオトープもあり、そこに設置されている、珍しい瓶。

この瓶の中に水が満タンになると、自然に傾いて、水が零れ落ちるという仕組み。

微妙な角度で支えの軸が付いているらしいのです。

珍しい品を拝見させて頂きました。

公開授業についての報告はまた後日。