2011年6月25日土曜日

No11 第10回・日高市音楽の集い






5年前からこの演奏会の司会を務めさせて頂いております。

日高市に越してきて、ちょうど1年が過ぎた頃、当時小学6年生の長女と一緒に初めてこの演奏会を聴きに行きました。

そこで、吹奏楽に打ち込む若者達のひたむきな姿を目の当たりにし、彼らの音楽を愛する情熱を感じ、心が洗われるような思いがしました。

その音色もすがすがしく、爽やかな風が胸の内を吹き抜けて行く様な気がしました。

終演後、娘もアンケート用紙に懸命に感想を書いておりました。

そして一言「来年は私もあのステージで演奏したい!」

実を言いますと、私自身も「来年はあのステージで司会を務めたい」と思いました。

(結果的に私達のその思いは翌年、現実になりました。)

演奏も素晴らしかったのですが、演奏会の趣旨に感動したからです。

日高市の青少年達の健全育成を願う大人達が、一生懸命に演奏会を支えている様子が垣間見られて素晴らしい活動だなと、心打たれました。

日頃の練習の成果を一人でも多くの地域の方々に届けたい!

真面目に頑張っている姿を見て、聴いて、知ってもらいたい!

そのような場を設定してあげる事で、それが学生達には励みになり、学校同士の交流になり、保護者をはじめ地域の方々には楽しみになり、全体的には、市民の文化向上に繋がるという趣旨です。

コンクールの様に順位を付けるわけではなく、お客様に楽しんで貰いたいという生徒達なりの思いを評価してあげようという、とても温かい雰囲気の演奏会です。

一年後、長女は中学生になり、吹奏楽部に入部し「音楽の集い」に出演しました。

それがきっかけで、その時合同演奏をした「日高市吹奏楽団」に関心を持ち、その後、最年少で入団させて頂きました。

今は高校の吹奏楽部で部長をしています。

私もある方から、司会者として推薦して頂き、それからは毎年司会を務めさせて頂いております。

ただの司会者ではなく、吹奏楽部の保護者として、子供達の日頃の練習の厳しさやコンクールでの様子などを知っている立場で、マイクを握るので、どうしても熱がこもってしまいます。

この「音楽の集い」がきっかけになり、吹奏楽に関心を持つようになった方は多かれ少なかれいらっしゃると思います。

少なくとも私達、母娘にとっては影響が大きかったです。

今年は記念すべき第10回目を迎えます。

感受性豊かな中学生達が、音楽を通して健全な心を育んで行けるよう、これからも私達大人はこのような形でサポートし続けていきたいと思います。

是非一人でも多くの皆さんに、聴きに来て頂きたいです。

そして応援してあげて下さい。褒めてあげて下さい。認めてあげて下さい。

演奏会の最後にはサプライズがありますので、ご来場頂いたら最後の最後までお帰りにならないで下さいませね!




お待ちしています