2012年4月25日水曜日

No18・先輩ママとして

4月16日(火)

16人のお母さん達と6人のお子さんを迎えて体操教室を行いました。

これだけの人数を迎え入れるスペースがあることに、改めて感謝です!

熱心に通って下さる生徒さん達は、その分、体の変化も現れてきており

本人の前向きな姿勢も加わって、きちんと成果が出ています。

毎回、少しずつ体が柔らかくなって、筋力もついて来て、体のラインが整ってくると

顔の表情も生き生きとして、元気オーラを放出してくれるので

教室全体が明るくなります。

人は見た目ではないとは言うものの、やはり視覚からの情報は影響が大きいです。

なので、私が指導する時に毎回言うのは「姿勢を正す」ことです。

特に、悲しい事、悔しい事、腹ただしい事、落ち込む事・・・があったら

まずは両肩を後ろに引き、首の後ろを伸ばし、首が一番長い状態にする。

そして深呼吸。

体は案外、単純で、胸を張っていると、それだけで

「本人は、今、嬉しいことがあった」とか

「前向きだ」とか

「自信がある」とか

勘違いして、血行が良くなったり、

胸を張っている分、内臓が圧迫されないので活動が活発になるとか

深い呼吸をしているので、脳に充分な酸素が送られるとか

身体的にも正しい姿勢は、心を正常な状態に導いてくれるようです。

肩や頭、首、肘の正しいポジションを指導する時

分かりやすいのは、悪い例を示してあげる事。

生徒の皆さん、良い例、悪い例を比較し、納得してくれます。

ふと気が付いた時だけでも十分なので、

自分の背中が丸まっていたら、すぐその場で正して下さいと指導しています。

私自身、悶々とした状態に陥ると、自分の姿勢が崩れている事に気が付きます。

人間の身体性を利用しながら、ストレスを上手に手放していきましょう!