2012年5月22日火曜日

No19・漢字の面白さ

皆さん、日本人として極当たり前に漢字を使っていますが

漢字って、実に味わい深くて、面白いですよね。

例えば「挑む」 と 「逃げる」 ちょっとの違いですが真逆の意味があります。

「叶う」 夢を十回、口にすれば叶う。

でも一つ、弱音を吐けば 「吐く」

「叶う」 と 「吐く」 棒一本加わると全然違ってきます。

「幸せ」 と 「辛い」 も 棒一本で意味が全く変わってしまいます。

辛い辛い日々が、あと一歩、あるいはあと一日で

ガラッと変わって行くかもしれない。

その一本を 加えられるかどうかの違いなんでしょうね。

「完璧」 を 「完壁」 と 書き間違える人が8割と聞いたことがあります。

「完璧」= 間違いがないという意味なのに、ほとんどの人が間違えてしまう。

皮肉ですね。

「壁」 と 「璧」 が良く似ているからなんですが

実は、学校で先に習うのが 「壁」 の方だから、

そちらが先に頭に入ってしまって勘違いして記憶してしまうらしいです。

漢字だけでなく、日本語そのものも面白いです。

例えば 口に出してはいけない言葉の代表 「疲れた」

これは言わないようにしています。

ついつい声に出してしまった時は、すぐに訂正します。

何かに 「憑かれた」 から 「疲れた」 と言うんだそうですよ

その言葉を口にするとますます 憑りつかれる とのこと。

でも 「ついてる!」 

これは積極的に声に出した方が良い言葉。

「つかれた」 と 「ついてる」 この違い。

「私って、ついてるぅ~。ラッキー!」

言った言葉を再現しようと脳は働くんだそうです。

言った通りになるとしたら、何と言いますか?

例えばイチロー選手は「プロ野球選手になりたい」とは言いませんよね。

もう既になっているから、言わないんです。

石川遼君が「プロゴルファーになりたい」とは言いませんね?

もう、プロとして活動しているからです。

「~に なりたい」 と言うと、「なりたい」 状況を引き寄せてしまう。

分かります?

「金持ちになりたい」と言うと、金持ちになりたい状況を引き寄せる分けです。


つまり ~になれないから、なりたいと言う。なりたいと願う。

「なりたい」と言っているうちはいつまで経っても、なりたい状況が続くという事なんです。

なりたい と言うから なれない

ビックリですよね。

「なったぁ~」 とか 「なれたぁ~」 とか 「出来たぁ~」 とか 「叶ったぁ~」

という言葉を、先に言ってしまうと

それが引き寄せられてくるので、「なりたい」状況から「なれた」という結果に変わってくる

なので、「~になりたい」 ではなく 「~になれた!」と口にする方が結果は出やすいとの事

欲しい結果を先にイメージして、出来た事を喜ぶ。

成功した感情を先に体験してしまう。

感情が伴うと、脳は勘違いして、それを実現しようとフル回転するらしいです。

案外 単純な事なんですね。

言葉だけでなく、そこに感情も添えて、声に出して見ましょう。

そして忘れてはならないのが 「ありがとうございます」

「叶えて下さり、ありがとうございます」

感情の先取り、感謝の先取り。

これがポイントです!

お試しあれ。