2012年5月31日木曜日
No29・塀の中の中学校教師
全国で唯一、刑務所内に中学校ごある長野県松本少年刑務所内の中学校で
35年にわたり教壇に立ち続けた 角谷敏夫さん(64)が
NHKラジオ深夜便に出演します。
6月4日(月) 午前6;45~
聞き手は日高市在住の大澤芳文ディレクター。
受刑者の教育に生涯を掛けた角谷さんの教師生活について聞いてみたいと思いませんか?
角谷さんは、我慢や忍耐の大切さを説く詩や文章を毎日朗読させていたそうです。
「文章の意味を考え、罪や往き方を見つめて欲しかった」と。
卒業した生徒からの感謝の気持ちを綴る手紙は今も届くんだそうです。
「犯罪に走った多くの原因は学力不足があげられる。教育は生きる糧となる」
退職後、角谷さんは各地で講演会を通じ、
「逆境の中から、勉強したいという力」を身に付けた生徒の素晴らしさを悟り
「教育とは何だろう。勉強は何の為にするのだろう」
と訴え続けていらっしゃいます。
私も、今になってもう一度大学に入り直して、勉強をしたいものだと・・・思います。
今なら好奇心を持って、授業に臨めそうです。
中学校の体育の教師になる為に、一通り授業を受けましたが
それほど熱心ではありませんでした。
ちょうど2年前に、車の免許を取得しましたが、
車を運転するという、はっきりとした目標がありましたから、
教習所での勉強も、実技も、高校生や大学生に交じって、やる気満々でした。
筆記試験は97点で、一回で合格しました。
「何の為に勉強するのか?」 目標がある。
「何故、その目標を立てたのか?」 目的が定まっている。
これは重要ですね!
ある程度、人生経験を積んで、ようやく見えてくる事がありますが
子供達には、そこのところを正してあげたいと思います。
4人の子供達の人生を生きる事は出来ませんが、寄り添う事は出来ますから
時々、嫌がられない程度に、勉強する分けを問いかけて行きたいと思います。