ヨーロッパで昔、やるせない実験が行われたそうだ
街中に捨てられていた赤ちゃんを当時の王様は二つのグループに分けた。
Aグループの赤ちゃんには
ミルクを上げる時、必ず抱き上げて声をかけ、目を合わせ
Bグループの赤ちゃんは
抱き上げず、声もかけず、目も合わさず、触れる事も無く
只々ミルクを与えた。
愛を与えて育てた子供と 与えずに育てた子供はどう違うのかという実験
その実験は失敗した。
目を合わさず、声を掛けず、一切触れる事も無く只々ミルクを与え続けた赤ちゃんの全員が大きくなる前に亡くなった。
この実験でわかったこと。
人は食べ物や飲み物だけで生きているのではないということ。
愛がなければ命は止まるようになっている。
つまり、今 生きているという事は、誰かに愛されてきた証。
確かに、親の愛の深さや与えられ方はそれぞれ違う。
両親とも仕事が忙しかったり、片親の人もいれば、
暴力を受けた人もいるかもしれない。
でも、今、自分が生きているということは
誰かが自分を抱きしめてくれたということ
誰かが声を掛けてくれたから。
誰かが愛してくれたから。
肉体を持つことは可能性を与えられているということ
生きている限り次の誰かの力になれるということ
一生忘れずに生きて行こう
『やさしすぎる君へ』 著者:てんつく 発売:サンクチュアリ出版
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私も恥ずかしながらこの年齢になるまで、母親との関係が良くありませんでした。
考え方が逆で、いちいち反発してましたが
親子とは言え、人それぞれなんだと力を抜く事が出来るようになると
大分 楽になりました。
このてんつくマンの言葉の様に、今 自分が生きているという事は
愛して貰ったという証拠だと理解できます。
先日、母と電話で1時間ほど話しました。
私の幼い頃の話と、近況報告。
私の成すこと全てに反対して来たと、思い込んでいたけれど
そうでもなかったんだと感じました。
夫に先立たれ、子供4人を抱え、懸命に生きる私を
母はそれなりに気にかけているのだと思いました。
まだまだ考え方の違いは大きいですが
それは置いておいて、感謝を伝えようと
今回、母の日に母がお気に入りのサンドラキムチを送りました。
サンドラキムチの加藤社長は、情に溢れた方なので、
きっと愛情こもったキムチを送って下さったことと思います。