皆さん、野口勲さんをご存知ですか?
野口さんは漫画家、手塚治虫氏の担当編集者を経て、家業の種屋を3代目として受け継いで
店名を 『 野口のタネ・野口種苗研究所 』 として
個性的な風味、形質を持つ固定種野菜のタネを取り扱っています。
著書に 「 命の種を未来に 」 「 タネが危ない 」 があります。
6月8日(金) 午後1時半から 飯能市内、能仁寺で
野口さんの講演会が開催されます。
講演会では、子孫を作れない植物ばかり食べ続けていると 動物・人間に異常が現れないか
等の食に関わる疑問について、また、虫プロダクションスタッフの編集者時代の
話を聞く事が出来ます。
我々が口にする野菜のタネはほとんどが遠縁の品種を掛け合わせた一代雑種「F1」
雑種強勢という一代限りの特性を活かして、生育は早く、収穫は安定、形も揃って見栄えも良い。
この為、世界中の苗市場を席巻しているんです。
しかし、固定種は地方の風土に合った、その土地ならではの個性的な野菜が出来、
自家採取していけば、同じ性質のタネが出来る。
野口さんは、種苗市場で脇に追いやられている固定種を、
科学的裏付けを持って養護していらっしゃいます。
種苗市場を独占している「F1」の背景に何が絡んでいるのか・・・・
野口さんの言動、存在を、不味いと思う組織が
その命を狙うほどと聞いたことがあります。
でも、さすが、侍!
野口さんは黙っていません。
本にしたり、講演会を行ったり、後継者を育てたり、
私も6月8日は、講演会に行く予定です。
入場無料
申し込み:042-973-4128(能仁寺)