5月27日(日)
今日は待ちに待った、八神純子のコンサートに行って来ました。
私にとっては歌の神様です。
高校時代は寝ても覚めても八神さんの歌ばかりを聴いていました。
カセットテープが擦り切れるほど聞きました。
私の弾き語りの原点です。
あの歌声、声量、ピアノを弾く姿、リズム感、歌詞の内容、旋律・・・
独特の世界。
私の感性は八神さんによって磨かれました。
とにかく 少しでも近づきたくて、私も曲をたくさん作りました。
ピアノを習った事も無いのに、耳コピーでピアノ伴奏を弾き、指に叩き込んだ感じです。
授業の合間に、いつも音楽室でピアノを弾いていました。
学園祭の時は、舞踊部の部長をしていたこともあって
八神さんの「パープルタウン」に振り付けをして踊りました。
すると、それが学園祭に来ていた他校の生徒達に伝わって、どんどん広がって
八神さんの歌と私の振り付けがセットになって、秋田市内で流行ったくらいです。
5年前、日高市内で最初にやったライブでは
オリジナルの他に、八神さんの曲を数曲歌いました。
今もカラオケに行ってまず歌うのが八神さんの歌です。
今日のコンサートの席は最高の位置でした。
最前列から7列目、ど真ん中。
八神さんがステージセンターに立つとちょうど真正面になり、目線が同じ位置で
まるで向かい合っているようでした。
前列のお客様達が途中から感激のあまり泣き出したり、立ち上がったり、歌いだしたりで
驚きましたが、その気持ちがよく分かりました。
懐かしい曲ばかりでしたから、きっと青春時代が蘇えって来たのでしょう
22歳のお嬢さん、18歳の息子さんの子育てがひと段落したところで
コンサートツアーを再開したとの事。
息子さんの高校卒業が、同時に自分の卒業式でもあるという内容の歌は
とても理解できる内容でした。
また震災後、東北地方をチャリティで巡回し、歌い続けてこられた様子がスクリーンに写し出され
今後の歌の 原点になったと話していました。
震災復興を祈って作曲された歌は、「日本」という言葉が何度も出て来て
勇気付けられる内容でした。
帰り際、握手をしていただいた際に
“今、3枚目のCDアルバムをレコーディング中です。
原点は八神さんです!”と伝えますと、
顔をくちゃくちゃにして
“ありがとう!”と手をしっかり握って下さりました。
更に“「アダムとイブ」でスイッチが入りました。”と言いますと
“あぁ、アダムとイブねぇ~”と思いだしたかのような顔をされ
“頑張ってね!”と笑って下さいました。
よく、“ ヒロコさんの作る曲は八神純子さんの曲に雰囲気が似てる ” と言われてましたが
かなり影響を受けましたから、仕方がありませんね。
3週間後、船上ライブで20分程、ピアノの弾き語りをします。
オリジナルの他に童謡をジャズ風にアレンジして歌います。
年配の方が多いようなので、坂本九ちゃんの
「上を向いて歩こう」のヒロコ風アレンジバージョンも歌う予定です。
今日のコンサートの感動を忘れずに、
私も、もう一度原点に戻ってマイクに向かおうと思います。
久々にわくわくデーとなりました。