2011年7月10日日曜日

No9/思春期の子育てを考える

7月10日(日曜日)

日高市・高麗川地区・青少年健全育成の会が主催の講演会に参加しました。


驚いたのは『思秋期』があること

我が子が、中・高校生の『思春期』を迎える頃、親が『思秋期』を迎える年代に入っているケースが多いこと

要するに、更年期症状が出て来やすい時期に、難しい年代の子供と向き合わなくてはならないわけで・・・


でも、お互いに、その時期がどのような状態になりやすいのかを把握しているだけでも

”あぁ、今はこんな時期だから、仕方ないかぁ~”と思えるような気がします。

『思春期』は自意識過剰になり安く、身勝手なんだそうです。

その身勝手さを押さえつけてしまうと、うまく自立が出来ない事が多いらしく、ある程度は身勝手な振る舞いを、でぇ~んと構えて見守ってあげるくらいでいいんだそうです。

私はついつい、どの程度の身勝手さまで許していいのか質問をしてしまいました。

すると、社会に対して、学校に対して、家族に対して迷惑をかけているか、どうかが一つの目安になるのではないかとのお答え。

家族に対しては、それぞれの家庭にルールを持ち、「我が家はこういう方針だから!」と言い切れるよう忽然とした態度をとることが大切との事。

また父親の存在が非常に大きいという話がありましたが、主人を亡くした私にとっては気になる事でして・・・

私が父親代わりをしても、限界があると。

特に息子達への接し方は考えてしまいます。

一番良いのは、学校の中で男性の担任とか、部活動の顧問の先生とか、身近に父親代わりになれそうな存在を見つける事と、お答えくださいました。 

でも今のところ、我が家の子供達は素直に、のびのびと生きています。

切り札は、やはり亡くなった主人です。

”お父さんだったら、何て思うかなぁ?”とか

”生きていたら何て言うかな?”とか

それが一つの判断基準になっているようです。

私も”お父さんが悲しむんじゃないかなぁ?”とか

頑張った時は、”きっとおとうさんも喜んでいるね!”とか

一緒に生きていると感じられるように話しかけています。

この感覚がずっと続いてくれたらと思います。

とても有意義な講演会でした。

西田隆男先生はさすがに知識が豊富で、お話の内容も確かなデータに基づいたものでしたので、
興味深く、聴くことが出来ました。



10月8日の講座も是非、参加してみたいと思います。

私も一応、体操指導者ですので、色々と吸収して来ようと思います。

皆さんも如何ですか?